カテゴリ: 日々の出来事
本日は雪。
見慣れた景色も白く統一され
あちこちで子供たちの作った
雪だるまが出迎えてくれました。
さて、外の白い景色とは真反対の
当店の黒の間。
アウディーA3が完成しました。
アウディーの統一感のあるフロントデザイン。
ソリッドカラーならではのスッキリとした
陶器の様な仕上がりとなっております。
アングルを変え側面の仕上がりも問題なく!
一応明日納車予定ですが
天候事情もありますので
危険が伴う際は、場内で
大切に保管しておきます。
いきなり話は変わって、当店のコーティングのお話。
実は、コーティングには
防汚性や、保護性能以外にも
凍結抑止効果があります。
特に今日の様な行を取り除く際には。
理由として・・・
コーティング無しの塗装のみの場合・・・
塗装には塗装分子間の微細な隙間があります。
水の分子がその間に入り込み、
そのまま凍り付いてアンカーの様に噛みついて
取り除きにくくなります。
コーティング車両は塗装分子(高分子)よりも、更に小さな分子
(低分子)により、塗装分子間の隙間に浸透し、
隙間を無くし塗装面の密度を高くします。
それにより、水の分子の浸透を防ぎ、
付着物の固着を抑制する効果と相まって
あっさりと取り除け、結果として
凍結しても取り除きやすくなります。
これらの機能は、豪雪地域の東北エリアで
本領を発揮しております。
そして、雪解けの春には、冬の間に蓄積した
凍結防止剤や、路面に埋め込まれた消雪パイプから
流れるミネラルたっぷり、鉄サビたっぷりの
被害にあった車両のメンテナンスに大忙し。
それら付着物を取り除くには、ケミカル洗浄剤による
分解除去を行いますが、
やわなコーティングでは、汚れもろともコーティングも
分解されて流れ落ちてしまいます。
その度に、塗装を削って再コーティングでは
塗装もお財布の中身も減る一方です。
その為、ケミカル洗浄を前提とし、
各種ケミカル耐性テストを繰り返し、
熟成されたコーティングが、
当店で施工をしているコーティングとなります。
時として、ケミカルだけでは対応できない状態なら
研磨により表面を整え、再度コーティングを
再結合することにより、塗装ごと無駄に研磨することなく
最小限の研磨で、コーティング機能を再生できる
最先端の施工を行います。
さて、明日のお天気が気になりますが
A3はこのままゆっくり寝かせます。
徳島県カーコーティング専門店クラフトワークスZEN