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世の中には、高分子、低分子、次世代?(笑)
永久持続、最強、最高峰、親水、超撥水・・・
全部コーティングの宣伝トーク。
言えばキリがないほどいっぱいあります。
ここで重要なのは、メンテナンス出来るかどうか?
これにつきますが・・・
この前提が、コーティングの密着と性質になります。
コーティングの密着は
①機械結合・・・
塗装の分子間の隙間に埋まりこんで固まる結合と、
②化学結合・・・
塗装のある性質と申しましょうか?と化学的に
結びつく結合が主となります。
この①、②の結合が強靭なほど耐久性は高まります。
実はこれだけではないけど・・・
にも拘らず・・・結合を妨げる物は下地処理の
コンパウンド成分だったりして・・・
その結合を左右するのは、下地としての塗装状態。
ここで、当店が常に言っている目に見えない密着を
理屈と頭と目で理解する事で、後は科学の世界・・・
塗膜サンプルをミクロの世界でとらえると
さ~何が出来てるかな?
ここでの答え合わせと、実際の見た目、
作業性と、その後に待つ、メンテナンス耐性。
いくら結合が強くても、ケミカル一発で除去では
本末転倒・・・。
テストは単純明快に簡単に。
漬けるだけ~・・・。
あぶるだけ~・・・。
そんでもって測るだけ~・・・。
電子の目で見るだけ~・・・。
もっといっぱい・・・。
なんてすみません・・・Tさん頼みです。(笑)
確固たる信頼と尊敬・・・これが基本。
でっ、実は危ないアレコレを・・・ここ本命!
とある液剤のメンテナンスキットには・・・
石油系溶剤クリーナー???
匂いは石油臭いね!
実は、塗装には溶剤と容体の溶解指数・・・○○値と言うものがあり
・・・塗料の勉強の時、学んだぞ・・・。
○○値は高い低いに関係なく
同じ数内に並ぶものは混ざりやすく溶けやすいので
希釈や溶媒の設計の算定基礎になります。
ものづくりには重要な指数です。
化学式もね・・・。
似た者同士は混ざりやすい・・・溶けやすい・・・。
人もそうかな?(笑)
同時に○○値を参考にすればどの数値から
やばい事になるかも判断できます。
溶剤フリーだから良いとか悪いとかでなく
もっと根本的なところでベストを探す。
でっ、氾濫するエマルジョンクリーナーはクリア塗装に
本当に安全なのかな?・・・(汗)
コーティング面に染みや洗車で取れない汚れが付いた・・・。
塗装を軟化させ、塗装表面ごと剥ぎ取る・・・?
クリーナーでゴシゴシ・・・汚れは取れたかな?
そもそも有機溶剤では無機汚れの代表、スケール(雨染み)は取れません!
撥水の疑似再現で付属のリキッドを使う・・・。
早かれ遅かれコーティンングごと塗装面は劣化して時間と共に
白濁りしてカサついて弾性を失います。
いわゆる酸化劣化の促進を加速させてるかも?
また、コーティング液剤に使用されている溶剤タイプは?
少し前まで大手ケミカルメーカーも
危ない溶剤でコーティングを分散せてましたが
やっと脱キ〇〇ンになって安心・・・。
この様に、化学薬品や化合物や溶剤は
直ぐに結果が出る物は、相当、馬鹿な作業者しか使わないでしょうし、
使用する自らも毒性を浴びる事になります。
良く分からないまま状況を悪くさせる例は結構あるかも・・・です。
その昔は、塗装にも厚みがあり、ある程度は溶剤で
表面を溶かして平滑にしても耐えたかもしれないけど
劣化塗装や、今どきの塗装は本当はNG。
でも未だに危険なコート剤や、ケミカル、溶剤に分散された
ポリマー剤や研磨剤もあり、用途と意図をメーカーは
ハッキリとしていないケースが大半で
使う側のレベル次第では、塗装を痛めるだけなのです。
知らなかったは通用しません。
プロなんだから・・・。
全てにおいて学ぶべきは塗装との関係・・・。
これは原則です。
見えないんだから・・・。
自然と化学は奥が深い・・・そこに趣向性が加われば更に複雑。
もっと勉強しとけばよかった・・・。