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ここんとこ雨ばっか・・・じめ~っと・・・。
嫌々!
せめて作業はサッパリ、スッキリとしたいものです。
すがすがしい青空みたいなルーテシア。
昨日の時点で研磨工程は終了。
本日は、脱脂洗浄からスタート。
順序良くコーティング。
余計な養生を取り除き、チェック。
染みを見る・・・
傷を見る・・・
陰影を見る・・・
面を見る・・・
ムラを見る・・・
仕上がりを見極めます。
特に淡い系の色は気難しいのですが、
ソリッドなのでまだ見やすいかな?
同じ黒も202の様なソリッドと、ブラックマイカなどの
メタリックでは研磨目もコーティングのムラも
異なって見えます。
仮にブラックマイカでバッチリと思った仕上がりも
ソリッドでは、「あれ~~ッ」てな結末にもなりますね。
特にルーテシアはグラマラスなパネル形状なので
照明の当たりや、見える範囲などが複雑で、
見落としが無いか? など事細かく
確認していきます。
コーティング以降はひたすらムラや違和感探し・・・
この時点ならまだ間に合いあますが、
一晩置いたらガチガチになりますので
修正が困難。
一発仕上げは地道な人の目と手によって
美しく仕上がっていくのです。
見たいものを見るためだけの作業スタジオ。
ここで仕上がった物は何処で見ても綺麗です。
その逆・・・他で仕上がった車両を、ここで見ると・・・。
お仕置きですな・・・(笑)
スポットではなく、塗装面をフラットに照らします。
作業スポットはどうしても狭い範囲の鋭い光なので
塗装の奥や、傷の深さ、肌の状態など、
嫌っ! と言うぐらい見えますが、
コーティングは平坦な面構成の製膜なので、
均一なレベリングに仕上がっているか?
膜厚ムラによるコントラストの狂いなどが
出来てないのか?
面で確認するのが一番わかりやすいのです。
俗にいうレフ。
その為、この空間は外の光が入らない
暗室となります。
ちなみにこの時点ではお昼の2時ぐらいかな?
綺麗な仕上がりは地道な作業から・・・。
あれやこれやで自分が満足できる
面発光のレフ照明も早く完成させないと・・・。