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さて、ご紹介はヴェルファイアのリセットコースです。
登録より3年少々、新車時にコーティングを施工されているのですが、満足なされておらずご相談にいらしてくださいました。
ただいま研磨前のマスキング作業中。
何が気に入らないの?綺麗に見えるでしょ!
でもね・・・
当初お話をすると、やはりというか・・・誤った情報でコーティングに対する誤解をお持ちでした。
スタートラインが間違ってるので時間と共にどんどんおかしくなります。
事実、思ったものと違う結果で当店にご相談です。
何かをお探しのお客様は、広告などの宣伝内容を自分の理想に当てはめて考えます。
所が、見たことも触ったことも経験したこともない製品の場合、自分の理想を網羅された広告だと、さぞ素晴らしいものと解釈し、盲目的に良い製品と思い込んでしまいます。
元々が大切な愛車を綺麗に守りたい・・・いつも綺麗なままで維持したい・・・という思いが冷静な判断を鈍らせます。
ましてや車は何百万もする高価な買い物だけに余計、盲目的になります。
コーティングすればもう安心・・・
コーティングしたから大丈夫・・・
そういった印象を与えるのも宣伝の怖いところです。
売り手に都合の良い宣伝内容と、買い手に正直な宣伝内容では、先々で随分と差が出ると実感します。
現状はこんな感じです。
まず目につくのはコーティングの施工ムラ。
通常の光では分かりにくいのですが、条件がそろえば当店のような照明でなくても見ることができます。
お客様が気にしていたのは、この白濁したムラと小傷。
小傷はコーティングの有無は一切関係ありませんので、置いといて、ムラはいけませんね。
特にムラが目立つカラーなのでどうにかして欲しい・・・当初は磨いて処理すれば綺麗になると思い込んでおられましたが、ムラはコーティングそのものなので、無くなった時点でコーティングは剥がれて無くなっています。
傷もしかり・・・傷がなくなればコーティングもなくなります。
順を追って丁寧にご説明し冷静に考えれば「そりゃそうだ・・・」
初めの施工の時に聞いてた内容は、今となっては何だったのかな?
大切なのは正しい情報です。
コーティングの価値は施工者次第ということですね。
では明日進行状況をお伝えします。
オーナー様ご安心ください。