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さて、ご紹介は地元の専門店ではお断りされるマット塗装のお車です。
車種はAMG・A45S。乗らせて頂きましたが素直でありながら凶暴な一面を持つ実に面白い車です。
路面への接地感も予想以上に高い・・・。
いきなりの洗浄中。
世間一般ではマット塗装なので「下地作業が出来ない」「ポリッシャーで磨けない」「コーティングが施工出来無い」等、色々な問題からお断りされます。
ん~・・・車種によっては国産車でもスポイラーなどはマット塗装個所もあるのにどうしてるのだろう・・・。
まっ、それはさておき・・・
マット塗装にはそれ相応のノウハウが必要です。
でもそんなに難しくも無いのですけどね・・・分かっていると・・・。
基本的なスタート作業は同じ。
隅々の汚れを丁寧に除去。
雨染み・・・色々付いてるものをケミカル洗浄。
色々なところに見落としがちな雨染み多数・・・
除去。
その後はピアノブラック個所を洗浄し小傷の研磨・・・全てローポジションだったので腰痛い(笑)
一通り研磨が終わると本体のケミカル洗浄開始。
下周りも洗います(初めの画像)
高圧洗浄温度は60度の温水です。
開口部も容赦なく洗浄(コツがいりますね)
隙間に入り込んでいる砂利や汚れを叩き出していきます。
一通り洗浄が終わるとポリッシャーでの下地作業に移行。
えっ!・・・研磨???・・・艶出てしまうのでは???
心配ご無用。
でも内容は秘密。
バフが黒く汚れてますね。
塗装のカサカサした目地に入り込んだ汚れや油分も掻き出していきます。
通常塗装では研磨剤で小傷の修正やら、塗装面の艶濁り修正など研磨を行い艶を出しますが、マット塗装なので違う方法で・・・
?何かある・・・
除去。
窓ガラスは全面撥水のご希望ですので油膜除去。
半分除去で比べると中途半端に撥水してる方が下地処理前のガラス。本来のガラスは左半分のような親水状態です。
ボディーの下地処理後は再度すすぎ洗い。
下地の出来栄えは水が教えてくれます。
水の膜がゆっくりと剥がれ落ちて・・・
無くなりました。
良い下地が出来ています。
では明日。