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今やド定番・・・ヘッドライトの劣化。
日常で使用する以上、絶対に避けれれない劣化です。
早ければ2年目で、遅くても5年以内には劣化します。
例外はほぼ無い・・・。
劣化原因の主は紫外線ですが、お手入れの際の傷も劣化を促進させる要素です。
今回のご相談はプリウス。
バンパー外して、ヘッドライトも外してリペア終了。
クセの強い形状です。
当店のリペアはこの後の工程でプロテクションフィルムを貼るので特に気を付けて作業するのは端の個所です。
プロテクションフィルムはこの端にエンドラインがきますので、仮に、端の作業がおろそかなら施工したプロテクションフィルムがまともに定着しないので剥がれやすくなります。
ヘッドライトの劣化とは、レンズ表面に施されたハードコートの剥離、黄ばみ、白濁、ひび割れにより母材のポリカーボネイトが劣化します。
作業しずらい端の個所も当然劣化しており劣化状態の上に貼っても、ハードコート自体が剥がれている、もしくは剥がれ始めている状態ではハードコートごとフィルムも剥がれるので施工自体が無意味ですね。
何事も細部が肝心です。
以前、他店でヘッドライトリペアを行ったお車をお預かりしましたが、案の定、端の作業がおろそかなのでフィルムまともの貼れませんでした。
立ち上がった個所も溝も全て劣化したハードコートを完全除去し、新品レベルまでリペアしております。
そしてプロテクションフィルム。
施行は実に難しいですね・・・球面、凹凸、溝、ねじり・・・高難易度のオンパレードです。
特にトヨタ車は難易度の高い傾向が強いですね。(汗)
問題なく終了。
今時の車は形状も複雑でLED化されとても高額、パンバーにはレーダーなどの重要部品も搭載され、ヘッドライトを取り外すだけでも高い工賃が必要です。
その上にリペア、フィルム施工と費用が掛かります。
劣化してからは非常に高額な費用になりますので劣化する前にプロテクションフィルムを施工してください。
綺麗と過信してある日、不意に劣化が現れます。
そこからは加速的に進行します。
1週間前に洗車した時は何もなかったのに、今日見ると「・・・?」と言う感じでご連絡下さる方も多いです。
信じられないかもしれませんが、ある日突然劣化が表に出ます。
そう言ったことから、プロテクションフィルム施行は新車登録より最大2年以内が基本とさせて頂いております。
それ以降の場合、状態を拝見させて頂きお伝えしますので、見た目が綺麗だったら施工できるとは限りませんのでご了承ください。
ではオーナー様、満足いただける仕上がりですのでご安心ください。
今後のケアに関しるご相談もお気軽にどうぞ。
この度のご依頼、誠に感謝申し上げます。