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ご紹介は新車施工より5年経過のミニクロスオーバー。
施工以降は定期洗車で2か月を目明日に継続的にお預かりしているお車です。
今回は定期洗車と同時に未塗装樹脂部分のコーティングを御用命くださり完成です。
未塗装樹脂は今や多くのSUVオーナー様の悩みの種で、ヘッドライトと併せて日常使用のお車では避けられない確実に劣化する個所で、見た目に大きく影響します。
目に見えない紫外線のエネルギーにより素地むき出しの樹脂の表面に無数の微細な「ひび割れ」が起こる事でカサついた状態となり白ぼけてきます。
残念ながら素地状態で劣化を防ぐ根本的な解決はありません。
しいて上げるなら塗装が一番の保護ですが、SUVらしさと言うか、そのタフなイメージを重視するなら素地のままが一番かっこいいので悩みどころですね。
特に車種によっては素地の占める面積が多いので、塗装してしまうと一気に車の個性が変わってバランスが悪くなる恐れもあるので判断は難しいですね。
一番手っ取り早いのは艶出し剤で誤魔化す事。
ただし雨などでスグに流れてしまうので毎回塗布する必要があるのと、油分等は酸化したりベタつきもあるので逆に汚れを寄せ付けたりするので、状況次第では素地の劣化を早める恐れがあります。
市販の樹脂復活剤。
数か月程度のスパンで塗り直しが必要な製品ですが意外なほど劣化樹脂の下地つくりは大変で、シボの内部やクラックの内部にはミクロの汚れや油分などの酸化汚れが蓄積しています。
それらを一般の方が徹底的に除去するのは大変ですし、メラミンスポンジなどで擦る手もありますがヘタするとより状況が悪くなるか素材の状態によりベストな作業ではありません。
その為、液剤の定着も悪くムラも起こりやすいので仕上がりに不安がある方にはお勧めしません。
当店が使用するコーティングは樹脂素材専用の強密着の硬化皮膜を形成します。
一般的なボディーガラスコーティング剤では敵わない強密着と共に分子サイズを最適化し樹脂特有の柔軟性に追従し浸透と共に適度な硬度の皮膜となるので仕上がり、耐候性ともに優れた被膜を形成します。
半分だけ塗るとよくわかりますね。
新車時から5年経過での樹脂コートですので今までよく頑張りました(笑)
ヘッドライトはプロテクションイルム施工済みですので未だに劣化知らず。
ボンネットの黒ストライプは3年目に純正フィルムが劣化したので当店で制作したラッピングに貼り替えております。
オーナー様にも満足していただき何よりでした。
ではこの先も定期洗車でお預かりしますのでご安心ください。
この度のご依頼心より感謝申し上げます。