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さて、連日現場作業に没頭しておりブログの更新がままならぬ状態です。
作業画像もいっぱいあるので随時ご紹介するとして今回は花粉について。
今日も空が花粉とPM等でかすんでいますね。
春霞なんて気分の良い物でもなく洗濯物も連日室内干しです。
僅か1日でこの有様です。
花粉は時としてとんでもなく厄介な存在で、洗車しても貼り付いて取れなくなる場合が多々あり、乾燥した状態では単なる粉ですが、水分と混ざると粘性の高い糊の様なへばりつきとなります。
その後、乾燥して収縮すると硬く硬化し塗装をも引っ張りながら収縮します。
一番厄介なのは放射冷却による朝晩の結露で、雨でもないのに毎朝車が濡れた状態では、連日降り積もる花粉が洗い流される事なく蓄積し、車がザラザラの状態になります。
そして硬化した花粉の貼り付いた成分は通常のシャンプー洗車では取れません。
経験された方ならわかるでしょうが、折角洗っても花粉染みではガッカリしますね。
その場合は大きめのクロスを対象面に被せ、その上から熱湯(70℃以上)を注ぎ熱で花粉を蒸してやると簡単に除去できます。
正、塗装が引っ張られて収縮した場合では、花粉染みは取れても塗装の変形がそのままのケースがありますが自然の熱の影響で塗装の膨張収縮の運動で知らないうちに復元しますので慌てずそのままのしておきましょう。
とは言え、気温が上がるにつれ花粉染みも太陽の熱で徐々に自然に消えていくので気にしすぎる事も無いのですが、消えない場合はそれがきっかけで塗装がダメージを受けますので、出来るだけ染みになる前の段階・・・粉の状態のうちに洗車してください。
なので「春の洗車は雨降り前にすのがベスト」という事ですが、夜露と言う敵もいますので、出来るだけこまめに洗うのが一番肝心です。
その際には花粉のへばりつきと引っ張りを防ぐための対策が重要です。
従来では「ナノダイヤモンドコート」で対策してましたが、花粉のようにへばりつきの強い汚れには「グロスレイヤーコート」がより高い防御力を発揮します。
実は私もグロスレイヤーコートを2回連続で施工して花粉耐性をテストしています。
前回の洗車から既に10日以上たって日々結露もしており、次回洗車時にはリアルな状態をご紹介出るのでお楽しみに!
只今、グロスレイヤーコート初期ロッドが完売で品切れ中です。次回入荷は4月予定を前倒しで3月中旬となりますので改めてご案内します。