カテゴリ: ハイグロスブラックラッピング・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン
さて、ご紹介はルーフブラックのラッピング。
今回のフィルムは従来物のと比べ非常に質感が向上した最新フィルムです。
なにせ圧倒的に肌は滑らかで非常に平滑な質感は正しく鏡のようなピアノブラック。
施行開始。
洗浄、下地処理、脱脂と進み・・・
フィルムの施工性を上げる最終処理を行い・・・
ラップ。
スキージングで傷傷になってますがご心配なく・・・本チャンフィルムの上に施工用の保護フィルムがあるタイプなので施工後は保護フィルムを剥がせば完成です。
熱処理で安定させて・・・
ルーフスポイラーも施工
保護フィルムをめくるとこの通りピアノブラック
仕上げはラッピングコートでトップコート処理
防汚性を高めフィルムを保護します。
ここで重要なお話。
ラッピングは塗装の代わりではありません。
部分施工からフル施工まで幅広いですが、あくまでも剥がすことが前提のデザインシートです。
対応年数は屋外保管ならば2年から3年となります。
それ以上貼っているとどうなるのか?
①最悪は剥がれなくなる
②色あせ、艶も無くなり見た目に悪い
③塗装に不具合を及ぼす(変色、変質)
④塗装ごと剥がれる
⑤再塗装となる
と言う本末転倒になります。
実際剥がすタイミングはお客様次第ですが、このリスクも踏まえご検討くだされば幸いです。
よくあるケース・・・Q&A
Q「天井の塗装が痛んできたからラッピングでどうにかなりますか?」
A「塗装に浮き上がりや剥離がる場合、施工自体が出来ません」
理由・・・
施行中何度か位置合わせでフィルムを仮置きして剥がしたり貼り付けたりの最中に、弱った塗膜が剥がれるケースもありそもそも施工出来ない、もしくは剥がすと塗装も剥がれるから。
なのでフィルムは塗装の代わりでは無く、あくまでもドレスアップの一環で剥がすことが前提の素材で、剥がせなくなる前に剥がすことが何よりも重要です。
ご参考になれば幸いです。