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現場作業はつつがなく進行しておりまして
ご紹介もしないといけないのですが、
ここに来て、いつものように物思いに更けています。
防汚性・・・洗車の必要性。
これほど難しい難題はありません。
どの様なコーティングであれ、汚れのメカニズムは同じです。
問題は、どのタイミングから汚れが固着するのか?
固着とは、単に乾いて固まったと言う簡単な物ではなく
汚れの成分中に含まれる成分が、科学的に
結合してしまう状況を指します。
汚れの大半は埃やチリと言った粒子。
その中には花粉、樹液などの植物性から、スモッグなどの
工業排気(油脂や化学物質)やアスファルトの油分、
砂や黄砂、鉄粉などの鉱物系、
鳥糞や虫などの動物性に分かれます。
鳥糞や虫、樹液以外の成分は、基本的には乾いた状態では
埃と同じですが、水(雨)が加わると、成分が水に溶け込み
乾くと染みとなります。
発生直後は洗車で取り除けますが、
時間と共に(熱、紫外線などの影響を含む)
コーティングを含め様々な物質と結合してしまいます。
花粉などの粘着性の高い成分以外の結合は、
結合のメカニズムに従い切り離す作業を行えば
取り除けます。
当店で言うケミカル(化学分解)洗浄がそれ・・・。
ただ・・・それってお客様には難易度が高すぎる・・・。
ましてや、屋外で、地下水や水道水での洗車が
基本なので、水に含まれるイオン物質の影響も
あり、当店の様な屋内環境で、純水による洗浄とは
大きな違いも出ます。
そうなると、コーティングそのものに固着する性質を
徹底的に最小限に抑える防汚性が重要。
ガラス濃度だとか、撥水、親水のレベルではなく・・・。
正し、絶対はないので、汚れの固着が
発生しないうちに洗車をする・・・
まっ、月一は洗ってほしいかな?
もう一つは、ユーザー様が簡単に作業できる
防汚性の追加。
水となじまず、水が嫌いな成分。
でも油ではない。
そこもメンテナンスケミカルを使えばだれでも簡単に
行えるので洗車も楽ちん。
でも何かが足りない・・・?
男女問わず、床屋さんや美容室には行きますね。
そんな感じで洗車にいらして下さるのが理想かな?
やっぱそこかな~!
其れなら、結合も容易に切り離せるし
費用も時間も安くて早いし!
大半のユーザー様は洗車が面倒だから嫌いだし!
今どきは洗車機が大流行り?で週末など
列になってるのも見ますが、
洗車機は洗い残しだらけで、汚れた
ブラシで余計に油分が付いたり傷が付いたり・・・
その上で撥水ポリマーコートなど
汚れの上に乗っかるので悪循環の温床です。
確かに洗車機は便利で安いけど・・・ん~・・・。
メンテナンスの費用対効果!
ここに尽きる!
見た目を無視した長期保証は、
綺麗な期間を指す訳ではありません。
理屈と現実から言えば、当店のコーティングは、
被膜その物は、非常に強靭な結合エネルギーで
塗装と密着しますので、言おうと思えば
10年でも20年でも剥がれる事はありません。
でもそこは強調しません。
綺麗かどうかがコーティングの役目なので!
次なる一手は、やっぱりアレかな~(笑)
先ずは体制作りから始めます。