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最近は黒のお車ばかりで久しぶりに白。
ルノー・カングー・・・画像は研磨後の粉まみれからスタート。
実に愛されキャラのカングーです。
カングーに関しては、もはや流行りすたりもなくカングーと言う一つのジャンルです。
これは凄い事です。
趣味の領域・・・雑貨感覚で?ペットみたいに?そばに置いておきたい存在。
それがカングー。
さて、このカングーは1コートのハイソリッド塗装。
ほぼ大半の塗装は2コート以上のクリア塗装仕上げ。
最近はハイソリッドは、珍しくなりましたがフェラーリなどもつい最近まではハイソリッドでした。
ハイソリッドは発色こそ非常に素直で、綺麗に磨いてあげると陶器の様な非常に光沢のある滑らかな質感となります。
その逆、クリア塗装と言う高密度かつ紫外線などの劣化要素に強い塗膜がありませんので、耐候性は悪くなります。
例えコーティング車両とは言え、皮膜の補充やメンテナンス等の表面強度と密度を維持するためのケアは重要です。
実は・・・ハイソリッドは研磨や下地処理の最も高い技術が要強されます。
クリア塗装車両以上にシビアなのは、塗装面のとある層を如何に減らさないか・・・でもすでに始まっている白ボケし、粒状感のある防汚性の低下した酸化面を如何にリスクなく取り除くか・・・。
高分子化合物である塗料樹脂の最も重要なポイントです。
それと同じぐらい重要なのが、コーティングは化学反応や化学結合により塗装面に定着すると言う、実に面白い性質であると言う事。
この件に関して説明は別の機会にします。
好きな方にはとても楽しいお話です・・・(笑)
にしても・・・白は撮りにくい・・・露出が・・・下手くそですみません。
では、明日は完成かな?