カテゴリ: NEWS
さて、今回は個人的に感じた車に関するお話・・・。
今回マツダ新型CX-5をお預かりして感じた事ですが、
ある意味一つの到達点が感じられる仕上がりの車種と思いました。
マツダは他メーカに比べ車種は少ないながらも、全てのデザインやコンセプトに統一感を持たせ、好きな人にはこれ以外は無いし嫌いな人はそれでもいい・・・的な強い意思が伝わってきました。
だからと言ってデザインだけに凝り固まらず、車本来の魅力を妥協するのではなく、突き詰める方向で、エンジンもシャーシも電子制御も向上させました。
私はもともとローターリーエンジンに惚れ込んで、長年RX-7シリーズを愛車としてきましたが、そのせいか、マツダには親近感を持っています。
前期型のCX-5(ディーゼルターボモデル)は試乗した際、トルク感とアクセルを踏んでからターボが加給するタイムラグも感じることなくスポーツ性の高いSUVと感じましたが、今回のモデルは更にワンランク上の仕上がりと感じました。
ステアリングレスポンス、シャーシの剛性と、不快な挙動を制御したバランスも高い次元で作り込まれています。
外装に関しては、依然と比べよりシンプルに繋がりを持たせたプレスラインの無駄のない造形となり、研磨作業時にも流れるようなポリッシャーの使用が出来、作業はスムーズに進行しました。
どのメーカーの車にも言える事ですが、車の基本は、走る曲がる止まるを前提に、より快適に楽しく操作できる事であり、単に便利な機械でなく、人に寄り添った機械なのだと感じることが出来れば、それはユーザーにとっての大切な愛車になるのだと思います。
昨今、国産車の多くは、燃費と運転支援装置ばかりが表に出ていますが、その奥にある車そのものの性能や魅力を探れば、今お乗りのお車も一層の愛着が湧くのでなないでしょうか。
その上でボディーケアが気になるのならそこで初めて当店の出番です。
その際はご遠慮なくお立ち寄りください。(笑)
車は良いもんです。例え小難しく考えなくても、車は人に何かを伝えています。
聞いてあげてください。