カテゴリ: NEWS
さて、現場作業もさておき本日は後輩の板金塗装にて仕上げ講習。
長年付き合いもあるペイントマンなので特例で仕上げ方法を伝えに・・・。
座学と実践です。
講習車両は黒の車の塗装範囲の広い車両を用意してと事前に言ってたら・・・。
ダイハツムーブカスタム。
ブラックマイカ―メタリック・・・202が理想でしたが・・・まっ良いか!
再塗装範囲は、右側面はリヤフェンダー以外塗装。
左側面は前後ドア、他ボンネット、フロントバンパーの7パネル。
今回、若いスタッフが塗装したのの事で、肌狂い、ゴミ噛み超多数・・・。
最高の講習車両です。(笑)
では開始・・・。
先ずは埃を吸着する特殊なクロスで表面を綺麗にし、ゴミ噛みを専用のペーパーで取り除きます。
シビアすぎるぐらい小さく、見るにも良く分からない小ゴミまで全て取りますので結構な量です。
その後、塗り肌を揃えるための特殊ペーパーでの研摩・・・1工程目。
機材、材料、手法のアレコレ画像は無し。
側面作業中。
向かって左側のドアは肌調整後の状態でもはや黒ではない・・・。
これを2工程目のポリッシングで一発仕上げ、右面は既に磨き終わりで研磨剤の粉で白いですがバッチリ仕上がってます。
通常は絶対無理・・・。
初めての機材でも上手く使い分けて磨いています・・・良い感覚を持ってる!
ドンドン行きまして取り外していたボンネットは組み付けてはポリッシングの真っ最中。
先の画像同様の白い状態からポリッシングで黒く艶やかに仕上がってきました。
無論、バフ目などございません。
完成後の画像がありませんが、今まででは絶対に出来ない仕上がりと普段の3分の1の時間で完了。
塗装にも負荷が無いので時間が経っても異常も出ません。
実は・・・。
通常多くみられる仕上げ方法は、旧態然とした内容で時間もさることながら仕上がりその物と塗装強度の低下を招くリスクしかない。
折角、綺麗に塗装して仕上げでボロボロにする・・・。
納車した瞬間もそうですが、数年後の塗装状態で大きな差を生みます。
10年もつはずの補修塗装も僅か数年で劣化しかねません。
誰の為の仕事かを考えると大切な事ですね。
手前味噌ですが、当店のスタッフは経験こそ浅いながらも技術的には第一線で勝負できます。
何よりも良い仕上がりは、お客様に満足して頂ける最上のサービスですので。