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さて、お客様から見たプロ施行店の良い基準とは何か?
実はお客様に最も判りにくく、見えてこない部分でもあります。
例えば、AさんとBさんが全く同じ環境で同じ車を作業します。
AさんはBさんの倍の速度で仕上げました。
所がBさんの方が仕上がりは美しかった・・・。
これは判りやすいお話です。
では、・・・AさんBさんは共に同じ時間作業しましたが、明らかにAさんの仕上がりが美し場合、何の要素でそうなるのでしょうか?
技術、経験?
それだけではありません。
見える物は目で見れば分かりますが、見えないもの(密着や化学の理屈)は、理論を知りイメージしながら的確な作業で実現させます。
その差がとても大きく、それにはセンス(感性)も要求されます。
所が、環境も異なり、使う機材や材料が変わればこの理屈は通用しなくなります。
ここに価格と言う別の基準が反映され、ますます混とんとした曖昧な物になってしまうのが、何をを隠そうカーコーティングの分野です。
価格が高いから素晴らしく安い物は安いなりに・・・などと言える物でも無く、高いからと言って良い訳でもなく、その代り安い物は安いなりと言うのが実態です。
たかがコーティングですが、コーティングを行う上では細かな決まり事と、理に適った知識が必要となります。
全ての施工者がそれを理解しているとは到底考えられません。
一つの判断基準は、メーカーの謳い文句に便乗した施工者は如何なものなのかな?
と言う事です。
全ての施工に対する責任は施工者にありメーカーにはありません。
出来の悪い商材を取り扱うのも施行者次第ですし、仮に素晴らしい物も施工者のレベルが低ければ効果を発揮しません。
施工者とは常に現場に立ち、リアルな現状を認識し、その上でどのような方法が適切かの判断が出来る存在でなければプロとは呼べません。
事実・・・お客様が施工後に御経験する事が全ての答えです。
良い施工、悪い施工ではなく、良い施工者か否かが重要です。
シビアすぎるかもしれませんが、基準とは、実はお客様の見えないところにあります。