カテゴリ: コーティング
マツダのカラーで近年最も印象深いのがこの赤。
ソウルレッド・プレミアムメタリック。
先ずはこの一枚。
蛍光灯のみで撮影・・・実に陰影が深い。
影となる部分では黒を思わせるほどの濃い赤。
そこに日が差し込むとアルマイトメッキの様な輝きとソリッドと思わせる赤。
それにスポットで西日の様な強い光を当てるとハイライトはゴールドに光るメタリック。
様々な光の色温度や波長により見え方が変化する非常に綺麗な塗装。
でも全ての基本はどの光でも赤の波長は再現される正に魂の赤。
今や、マシーングレーと双璧をなすマツダのカラーです。
見れば見るほど金属の上に透明感のある赤が塗装された鏡の様な質感です。
だからこそ理想的な磨き、コーティング分野は、この意匠性(メーカーの表現した素晴らしい質感)に異質感を与えないストレートな美しさを表現します。
コーティングも紐解いて行くと分子と分子の繋がりあった3次元構造です。
その分子量、サイズ、成分、調合、により意匠性が生まれます。
撥水、親水も自由に調整できます。
当店が求めた物は、素直さと高い反射・・・
正面は鮮やかに澄み渡っていて、斜めからの反射は、潤いと金属感が伴う鏡の様な映り込みを求めました。
施工後のパフォーマンスは、強烈な撥水も、水が張り付いた親水のどちらでもなく、無駄に撥水せず浸水せず、健康な塗装が持つ自然な撥水性に近い状態をベースコートで作り出します。
その上で塗装面の密度を向上させる低分子化されたサラサラな液性により、不具合を起こす可能性のあるデリケートな塗装にもダメージを与えることなく施工が行えます。
ある条件で見れば、コーティングのムラ以前に、施工による傷(通常は見えない)が大量発生している事に誰も気づかず、ある瞬間に何か見えた・・・でも今は見えない・・・なんて施工後によく聞く御相談です。
そして機能別、目的別に各層を施工します。
※コーティングの密着を促進し塗装との強力な橋渡しとなるプライマー・・・
※コーティングの土台としての硬化層。
※防汚と耐スリ性を強化したトップコート。
これらの層で構成されます。
厳密にコーティングとしての層は上部2層。
最も表面にさらされるトップコートはユーザー様でも簡易的に補充可能、マニアックなユーザー様には補充用リペア剤もあるのですが、屋外では難易度が高いので、あくまでもガレージがある方限定です。
ちなみに当店ではメンテナンス時に毎回補充により機能を再生します。
さてオーナー様、拘りの塗装に拘りの施工です。
是非、楽しんで下さい。
保管状況から考えると6か月内に一度クレンジングメンテナンスにお持ちください。それ以外でお困りの際は何時でも気軽に御連絡くださいね。
ウオータープルーフコートが良い仕事をしますので。ご利用ください。