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黒が続きます。
27年7月登録のアクア。
スカッと濡れ艶にして下さい!とのご依頼です。
すでに研磨後・・・。
コンディションは良くも悪くも。
とかく目立つのは染みと小傷。
ボディーに積もった様々な付着物は、乾いた状態では単なる粒子ですが、水が加わることで混ざり合い成分が溶け出し乾いた後に染みとなります。
その後、熱や紫外線、酸化により変化し、塗装面やコーティング面に機械的もしくは科学的に固着します。
状況により塗装面ではその際にある種の腐食が起き、塗装面の陥没したクレーター状の劣化を招きます。こんな感じで・・・。
こうなると唯一の方法が研磨となります。
ところがこの研磨の方法や技術により必要以上の多くの塗装が削られ、更に研磨傷が残り、綺麗にする筈の作業で最悪の事態をも招きます。
何度も言いますが、研磨で失われた塗装は2度と再生できません。
プロでも大きな差が生まれる工程です。
でもお客様には実に伝わりにくく、理解するにも面倒くさい工程でもあります。
なぜならお客様が最も気にするのはコーティングのスペックです。
本音で言えばそれなりのプロ施工店で扱う製品なら大差はありません。ある製品だけが最強や最高なら世界中それ一色になります。ならないのは、そうじゃないからですね。
見極めの基準はコーティング以降に何が用意されてるかです。
肝心なのはコーティングをした後の維持ですので。
研磨の後は粉まみれ・・・でも美しくなってます。
最終洗浄を経てコーティング工程となります。
濡れ艶の光潤仕上げとなります。
では明日。