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昔馴染みのお客様のお依頼で、お預かりはダイハツトールカスタム。
お預かり時の印象は綺麗だけど艶がない・・・。
これは珍しいことではありません。
もちろん新車としてお乗りいただくには問題ないのですが、本当の新車特有の「みずみずしい艶」ではありません。
新車の塗装に艶がないのはそれなりの理由がありますが長くなるので省略。
塗装の艶は研磨で仕上げてまいります。
まずは洗浄から・・・。
洗浄工程は段階に別れます。
①高圧洗浄であらかじめ余分な汚れを除去
②クリアシャンプーで優しく脱脂洗浄
養生ビニールも途中で剥がして・・・
養生シートの貼ってあった面とむき出しだった面の境はばっちり別れます。
奥がシートの貼ってあった塗装面・・・すっきり感が違うでしょ!
新車製造から当店に届くまでの数週間でこれだけ塗装の表面状態に差は出ます。
むき出しの塗装面は既に酸化した油膜や汚れとともに塗装自体の荒れも起こっております。
③ケミカル洗浄
洗浄は全て純水を使用します。
気温の低いこの時期は温水の高圧洗浄機のミストで温泉街みたいです(笑)
でっ、艶のない状態はこんな感じ。
スポット照明の周辺のザラザラした粒状感が塗装の艶引きの原因です。
早い話、すりガラスみたいに表面がザラツイている状態です。
拡大。
これを研磨すると・・・ザラつきもなくスッキリと!
こんな感じで作業は進んでいます。