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さて、地道に作業が進んでいたレクサスRXもようやくコーティング前の最終段階です。
コーティング業界では、これぞとばかりに腕自慢のソリッドブラックです。
ソリッドブラックを確実に綺麗に仕上げる技術は、少々かじったぐらいでは身につきません。その逆、この色がカーディテイリングの基本中の基本でもあります。
研磨を学ぶにも欠かせない色でもあります。
どれだけ優れた機材や研磨システムも、ただの道具や消耗品として使用するのでは意味がありません。
何がどのように作用して、その結果がどうなるのか?・・・を順を追って理解しなければ仕事はただの労働です。
同時に基本からの応用は、人の感性と現場力が生み出す技ですので非常に効果テキメンです。それも自身が扱う製品を理解できていないとアレンジも出来ませんね。(笑)
そこからのフィードバックが新たな製品に生かされ、今のシステムは更新されています。
ようやくお見せ出来る状態になりました。
深い傷はあえて必要以上には研磨しません。
当店の照明環境は、塗装面を肉眼で見るには非常にシビアなセッティングです。
人の目は実に精密ですので・・・。
慣れって怖い・・・逆にこの環境でないとゴールが見えないので結果、楽!!
ここで見るものは作業に欠かせない情報ですが、一度屋外に出ると見えないケースが大半かつ気にならない範囲で仕上げております。
店長、研磨中!
この条件が一番作業者泣かせです・・・。
自分のやってることが全て丸わかりなので、下手くそなら心が折れます!
狭く細かな箇所まで仕上げてます。
塗装には限りがあり、研磨で失われた密度や強度はコーティングにより強化されます。
同時に防汚性も向上させますが、防汚性は徐々に低下するので、そのタイミング前に、洗車やメンテナンスでベストコンディションを維持します。
そのための土台作りが出来たところです。
この後、コーティング工程です。
施工はスプレーガンによる工法となります。
明日改めてご紹介します。
ではオーナー様、長らくおまたせしておりますが、後少しで完成ですのでお待ち下さい。