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とてもレアなお車のご紹介。
ルノ・アヴァンタイム。
複数のお車を所有するカーマニアのオーナー様のお気に入りの一台です。
私の板金塗装屋時代の同僚の真向かいにお住まいで、なおかつ私も含め同じ町内に住む縁深いオーナー様です。(笑)
何が面白いかって、このアヴァンタイムはミニバンの要素を持ちつつも何故か2ドアクーペの構造。
それでいながらルーフのほぼ全面がガラス張りのパノラマルーフ、ピラーレス全面開口のサイドガラスなどの開放感あふれるカブリオレのレイアウトも兼ね備える、とても個性の強い車。
こんだけ尖った車ってそうない!
おかげで比べる車もなければカテゴリーもない。
もはや皆さんが知る車のデザインの斜め上を超えていきます。
そのくせ2・9リッターV6DOHCのエンジンなのでパワフルです。
その昔、初めて遭遇したときは意味がわからなかったけど、今になればなるほど、日常の枠を超えていくデザインとコンセプトは改めてワクワクする!
しかもコンディションもとても良く、非常に魅力あふれる車体です。
10月はフレンチブルミーティングもあるので、この個体は注目されそうです。
作業は「お任せ」でご依頼受けてましたので、メリハリのある仕上がりを目指しました。
紫メタリックの含みのある鮮やかな発色は、独特の色気を持ちこの車の個性を強調しています。
普通に見るとそっけないヘッドライトのデザインもライト上部になるデザインされたガーニッシュで印象深く構成しています。
ライトはワンオフでプロテクションフィルムで覆ってます。
丸みを帯びず、線と面で三角を感じるデザインは、SF映画さながらですね。
どうぞこれからも楽しんでお乗りください。
今後、こんなデザインカーは出てこないだろうな・・・。
参りました!