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さて、ご紹介はホンダ・ヴェゼル。
隣県よりお越しくださりました。
研磨後の最終洗浄の風景です。
今回のご相談内容はかなり深い部分を掘り下げた内容で、「コーティングをする上で何を基準に選べば良いのか?」を考え、ご自身でも色々な情報を調べたり地元の様々なお店に連絡したり足を運んだりして、導き出した結論は、「コーティングはメンテナンスと共にあり、その基本は洗車である」そして、「メンテナンスに十分な知識を持つ店を選ぶ」という結果でした。
同時に、満足のいく仕上がりも求めたい!・・・でした。
コーティング選びで重要なのは・・・
①細部までの細やかな洗浄
②必要最小範囲の研磨量で精度の高い艶やかな研磨仕上げ
③ムラのない均一なコーティング皮膜形成
④施工後のメンテナンス性の高さ
と大まかに分けましたが、全て整ってこそ初めて良い施工と言えます。
ココに大きな差が出るのですが、ここを見極める事はお客様には困難です。
なので・・・一番わかりやすい判断基準は、
仕上りに関して
①作業同線の広い施工ルーム
②自然光を遮断できる
③十分な照明設備がある
コーティング以降に関して
①洗車を依頼できる
②質の高い洗車用品を取り扱っている
③メンテナンスの知識が豊富
と6点ですかね・・・。
それぞれを説明したい所ですがそれは別の機会に(笑)
このポイントには明確な答えがあり、それが的確にお伝え出来なければ、お客様の満足できるお店ではないでしょう・・・。
言い換えればこれが言えなければ専門店と呼んでよいものかどうか・・・です。
研磨にも理論があります。
車の汚れにも特性があり、対処法も変わります。
それを知らない人に車を預けるのは「自分だったら嫌ですね!」と言う意味からも、当店は、施工と、施工以降の両面を同じ比率で重視しております。
施工は、施工者の技量を突き詰める事・・・
施工後は、お客様が迷わなくても良いように対処できる事・・・
って感じですかね。
今回のヴェゼルはオーナー様にとって悩み多き状態でした。
洗浄作業では、こんな所は日ごろ気にしないけど水染みがかなりの頻度で出来ています。
見えるかな・・・?
ケミカル洗浄。
コンディションはと言うと全体の小傷はさておき、研磨傷・・・。
以前作業なされた時の研磨傷・・・よりにもよって目線の位置なので目立つ!
コーティングのムラ・・・。
こんな感じで全体的に傷が多いですね・・・。
研磨・・・1工程目・・・完成でもよいのですがこの先の艶を知ってるので完成とは言えません。
研磨の後は最終洗浄。
細部に入り込んだ研磨剤も丁寧に取り除いていきます。
高圧洗浄機でたたき出しつつ、刷毛やマイクロファイバークロスなどでやさしく取り除きます。
初期洗浄で手を抜いているとこの工程で、隅々の砂利が出てきて不意に傷となるので、初期洗浄で綺麗にしておき、最終洗浄で再度綺麗にすることで仕上がりを良くします。
でっ、エアーブローして最終チェックして再度マスキング。
コーティングはスプレー工法で行います。
では明日。
オーナー様、あと少しで完成です。