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さて、本日は黄砂。
この時期はほぼ連日多かれ少なかれ黄砂は降り積もります。
黄砂は非常に小さな粒子でミネラルを多く含んだ性質です。
黄砂はアルカリ性の性質を持ち飛来する過程で、大気中の成分と化学反応し性質が変化します。
特に水溶性の石膏やガラス系コーティングと結合し染みとなりやすいケイ素や二酸化ケイ素などの成分を多く含みます。
車への悪影響
黄砂に含まれるミネラル成分(カルシウムイオンやマグネシウムイオンなど)は、雨や湿度による水分により溶け出しイオンデポジット(水染み)となりやすく、それらが乾燥したのちには強固な固着物となり、通常の洗車では除去できないうえに塗装劣化の引き金となります。
対策・・・
最も有効な対策は早期の洗車です。
その際の洗車では通常より濃いめのシャンプー液で良く泡立てて優しく丁寧に洗います。
当店のシャンプーは弱酸性の性質の為、アルカリ性の黄砂汚れを中和して黄砂汚れにより水はけの悪くなった塗装面をスッキリと蘇らせます。
詳しい使い方はご来店時にお伝えします。
しかしより確実な除去には酸性ケミカルの「スケールリムバー」を使用します。
スケールリムバーは常に使用するケミカルではありませ。洗車時の水はけの悪くなった際に使用する程度で、私の場合、黄砂の時期を含め年に4、5回の頻度です。
予防・・・
洗車の目的の一つとして「予防」と言う重要な役割があります。
当店の定番ケミカルである「ナノダイヤモンドコート」による汚れ付着防止を洗車の仕上げに塗布する事で、非常に高価的な防汚層を簡単に形成できます。
市販されている撥水剤などの簡易コート剤とは大きく異なるプロ用メンテナンスコート剤となります。
酸化物を含まず成分中にジルコニウムのマイクロパウダーを配合し、スクラブ効果による汚れの掻き出しと表面を整える特性により濃色車でも傷やムラなどのリスクのない安全な皮膜形成が行えます。
期間限定の入れ替え被膜としてあらゆる個所(塗装面、ガラス面、樹脂、ゴム、レザー)等に使用できます。
分かりやすい例でいえば、お皿にサランラップを敷いて料理を頂き、サランラップを取ればお皿は綺麗なまま・・・と言うイメージですかね。
汚れの成分はナノダイヤモンドコート上にとどまり、雨と共に皮膜ごと流れ落ちる事で、高価な塗装とコーティングに固着する汚れを防ぎます。
逆に長くとどまるほど汚れも長くとどまるので結果として固着してしまいます。発想を変えなければなりませんね。
洗車ケミカルはどれもこれも当店常連様の定番アイテムで私自身も愛用しており、なくてはならない製品です。
まだまだ黄砂は続きそうです。
洗車も効率よく効果的に行わなければ車を傷めるだけとなりますので不安な方はご相談ください。