カテゴリ: コラム・・・神が故の争い・・・。
世は混とんとし争いが絶えませんね。
パレスチナの地で起きていること、イスラムとキリストの争い・・・。
旧約聖書、新約聖書、コーランの違いに疑問・・・その昔、知人の実家がハリストス教(ロシアから伝わったキリスト教)の教会であったためのミサに参加したことで疑問に感じた事が始まり。
ユダヤ教徒であるイエスが新たな解釈で教えを説き、それにより戒律を重んじるユダヤ教徒により処刑され、死んだ後に神格化され神の子「キリスト」としてヨーロッパをはじめ各地に広まった。
一方、イスラム教はキリスト教の教えをベースにキリスト教の天使ガブリエルから啓示を受けたムハンマドがコーランを作り広めたものとされます。
ユダヤ教は旧約聖書。
キリスト教は旧約聖書と新約聖書。
イスラム教は旧約、新約、を基にしたコーラン。
と派生した。
故にエルサレムはこの3大宗派の発祥の神の地であり、本来は共に同じ神を崇拝する民の聖地となります。
しかしその考え方は、暮らしてきた土地、当時の思想、それぞれの民族による違いにより異なるのですね。
偶像崇拝を認めない、人を神と認めないユダヤ教徒により、ユダヤの教えに反したユダヤ人であったイエスが処刑され、イエスを崇拝した人々が後にイエスこそ神の子として生まれたキリスト教によりユダヤ教徒が迫害され、ナチスにより大量虐殺されその後、今のイスラエルが誕生し、そこに住んでいたパレスチナ人の土地を占領し現在に至る。
そしてパレスチナ人の中にはユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒と混在している。
かたや本来キリスト教に対して何の恨みも無かったイスラム教徒に対して、聖地エルサレムから離れた地域に住んでいたヨーロッパ民族がその地に住んでいたイスラム教徒を聖十字軍により攻撃したことが争いの始まりとなり今もなお続いている・・・
どないしたいん????
傍から見るとそうなる。
皆同じ神様なのに・・・イエス=神=ギリシャ語でキリスト・・・は少々無理があるこじつけだが当時は必要な思想だったんだろうな・・・。
人が死にすぎて恨みつらみも漆黒の闇のように深くて今更仲良くもなれないんだろうな・・・
いまさら3つの宗教をまとめた新たな第4の宗教が出来て「皆仲良くせよ」と説いてくれたらいいのだがそんな都合よくは行かんわな・・・。
ただ・・・この平和な日本でも同じことがいえる。
派閥が生まれると争いが起き、地域同士での争いや格差もあり、世帯を単体のグループとしたらそれ以外の世帯を他人とし争いが起き、時として人を殺してしまう・・・これは動物の世界にもある。
どないしたいん????
神は何がしたいのか・・・正しい物の考え方は時として他人には否定になり正しいとは何かを考えさせられる。
なので私は神など信じない。
でも、ご先祖様は実在した以上信じるし感謝もしている。
それでいいんじゃないかな・・・