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さて、ご紹介は登録より4年経過のジムニーシエラ。
リセットコースのコーティングご依頼です。
今まではガソリンスタンド等で有名なフランチャイズ店でコーティングを施工し、定期的なメンテナンスを行っていました。
メンテナンスに持って行く都度、コーティングの塗り直しや追加であれやこれやとよくわからない費用が見積もられ内容の割には出費もかさみ、どうせするならと当店にいらして下さいました。
お客様のご希望は現状のコーティングを剥がして一からやり直してほしいとのご要望ですが・・水のさばけ方や表面の触感、汚れの貼り付き状態からももはやコーティングの有無などは気にする事でも無いですね。
先ずは隅々の汚れをケミカル洗浄。
施工直後の段階では良く水を弾くコーティングだけど、撥水期間は短く撥水効果の有無にに関わらず、水と喧嘩するので排気ガスや油性系の汚れにとても弱く汚れやすいので一長一短ですね。同じことが一般的な撥水剤にも言えますね。
縦じまの黒い汚れ・・・コーティングの有無に関わらず全てのお車に発生します。
この汚れは大気中に含まれる有機汚れである排気ガス成分(PM等)、その他ダスト等が雨に混ざり込み水が乾いた後に乾燥して酸化した汚れです。
一定期間で同じ個所に発生する傾向があり、時間と共に塗装を膨潤(染み込んでふやけさせる)劣化を引き起こします。
何故ならこの汚れのルーツは石油から出た汚染物質で、同じ石油からできた有機物である塗装とは良くも悪くも馴染みやすい特徴があり、塗装面で酸化することで健康な塗装分子を徐々に浸食する劣化を招きます。
高密度で強度の高いコーティングを行う事で劣化は防ぐ事が出来ます・・・が・・・今回は薄っすらと縦筋ヶ所の膨潤が見られましたが現状なら下地磨きで分らなくなると同時に、コーティングで密度と強度を高めますので問題はありません。
すでに施工されていたコーティングの密度は期待できませんでした・・・。
コーティングのスペックは謳い文句でも価格でもありません。
安かろう悪かろうは有っても、高かろう良かろうも無いのです。
なので、コーティングのプランの「松竹梅」で、何を選んでも同じ結果となります!
コーティングの良し悪しを見極めるのはお客様にはまず不可能です。
理路整然と判断し、汚れと対策と結果とコスパを見極め、これぞと決めた成分や特性を長期間検証することでしか分からないのです。
なので当店で使用する製品は、検証に基づき実績のある性質をブラッシュアップさせ現状での最新製品を使用しております。
塗装も環境もニーズも変わっていくしね・・・正解は無いけど王道があるのです。
王道は理にかなってますので説明を聞いていただけるとどなたでも分かります(笑)
目に見えないコーティングがどのような効果をもたらせるのか・・・その後のお手入れはどうすれば正解か・・・ココをご提供するのが当店の役目なのでご安心ください。
背面タイヤもブラケットも全て綺麗に整え仕上げますので今しばらくお待ちください。