カテゴリ: 洗車
当店で施工するコーティングやユーザー様にご利用いただいている「ナノダイヤモンドコート」や「グロスレイヤーコート」は全て水との相性の良い物で構成されます
ときとして今の時期にも拘わらず、放射冷却で夜間気温が下がったものの湿度が高い場合、朝起きると周りの車と比べ自分の車は何故か濡れている・・・と言った経験をされたオーナー様も多いと思います。
では何故、雨でもないのに濡れるかと言うと、この時期の冷たいグラスに結露するのよく似た意味合いなんですが、ボディーの外板が徐々に冷却されると外板周辺の空気の温度が下がります。
温度が下がった空気はそれに伴い水蒸気を蓄える量が減り、余った水蒸気が集まって結露となります。
その上で他の車には発生しないのに、何故自分の車だけ?という事なんですが・・・
通常の塗装では塗装表面は見た目と裏腹に多孔質「微細な巣穴が無数に開いた状態」なので、水が入り込む隙間が多く、水同士が集まり水滴になる前に巣穴に入ったものが蒸発することで水滴にならないのですね。
所がコーティングにより表面の巣穴も無い非常に滑らかで高密度な為に、水が寄り集まる際も引っ掛かりが無いので本来水が持つ表面張力が影響し結露したと同様の状態となります。
それにはコーティングの持つ水との親和性が影響しており、コーティングの表面には水が大好きな化学的性質を与えてますので余計に水が集まるのですね。
結露というマイナス面もありますがそれ以上に水の恩恵を受けるのでトータルで非常にプラスに働くのが当店の施工がもたらせる現象です。
見た目の綺麗はもとより分子のレベルで整っています。
水は全てにおいて大切な存在ですので仲良くするのが自然の摂理ですね。
ご参考になれば幸いです。