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車を愛する方々にとって、水(雨)は「愛車を汚す悪しきもの」として捉えられがちです。
しかし・・・私が目指す進化の形は、**「雨の日に車を晒すと、翌朝には綺麗になっている」**という状態。
一見矛盾するように聞こえるこの理想を実現するためには、水と塗装、そして自然界のエネルギーの関係を正しく知る必要があります。
なぜ、ただの水であるはずの雨が、愛車を劣化させるのでしょうか?
実は、現代の雨に含まれる**「石油由来の酸性有機物(排気ガスなど)」**が最大の原因です。
無機の成分(ミネラル): 水道水や地下水に含まれる成分は現代の技術で十分コントロール可能ですので脅威ではありません!
有機の成分(石油由来): 雨に含まれる排気ガスなどの酸性物質でこれが問題!
ここで重要なのは、**「車の塗装もまた、石油からできている」**という事実です。
同じ石油由来同士、酸性の有機物質は塗装に悪影響を及ぼしやすく、深く侵食し、取り返しのつかない陥没した劣化を引き起こします。

「水を弾いて受け付けなければ、成分の影響も受けないのでは?」 そう考えるのが一般的ですが、現実はそれほど甘くありません。
私たちの頭上には常に、光(可視光線・赤外線・紫外線)と酸素が存在します。
これらは常に物質を酸化させ、分解しようとするエネルギーを持っています。
撥水機能だけに頼ったコーティングは、これらの自然エネルギーによる劣化や、残留した有機物の固着を完全に防ぐことはできないのです。
これは以前、当店で行った光で観測できる塗装面に発生したミクロの世界のピンホールや微細な表面の荒れを可視化したテスト中の画像です。
小さな粒々は新車から時間経過とともに徐々に増え、ある程度の後、酸性雨の影響で大きな陥没劣化の要因の一つとなります。

私たちは、塗装に加わるダメージを「それぞれの要素」に対して別々に考え、対策を講じています。
その答えが、以下の4点です。
① 塗装との結合と耐酸性: 塗装と分子レベルで結合し、酸性雨の侵食を物理的に遮断する高スペックな保護層。
② 圧倒的な耐候性: 酸化せず、熱や紫外線のエネルギーによって膜自体が崩壊しない強度。
③ 水を味方にした防汚性: 水分子を纏うことで雨の日は水の力を借りて汚れを洗い流し有機物の固着を未然に防ぐ特性。
④ 機能の再生プロセス: 汚れが溜まっても、繰り返しのメンテナンスで容易に機能を100%に再生できる簡易性。
水を無理に弾き飛ばすのではなく、水の役割と共に当たり前すぎて忘れてしまう現象の中に、美しさを維持するヒントが隠されています。
その自然の理を知った上でご提供しているのが、当店の**「セラミックシールド」と「リフレクションコート」**の組み合わせです。
この2つの構成は、現段階でこれ以上ない「理想的な正解」であると実車検証をもとに自負しています。
コーティングは「塗って終わり」ではなく上質なカーケアの始まりです。
プロが作る強固な土台と、オーナー様のお手入れで維持される機能。
この役割分担ができてこそ、愛車は真の輝きを放ち続けます。 無論お手入れ環境のない方には当店の「丸投げコース」で施工後も万全のアフターケアをご提供していますのでご安心ください。
雨の日が楽しみになる。そんな新しいカーライフを、徳島の地からお届けします。
では次回は「酸性雨により塗装が劣化する理由」の具体的なお話をします。 同時に酸性雨により痛みやすい塗装もご紹介します。
お付き合いくださり感謝いたします。
