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夏を乗り越えた愛車に付着しているのは、
単なる汚れではありません。
水アカだと思われがちな白いシミの多くは、
洗車時のミネラル分や雨水中の無機質成分が
固着したイオンデポジットです。
放置期間が長くなるほどコーティング表面だけでなく、
塗装面そのものへ影響を及ぼし始めます。
秋の気温が下がる時期はボディへの負担も少なく
蓄積した固着物を除去する「リセット洗車」に最適なシーズンです。
「水を弾かなくなったから、そろそろ再施工かな」
そう考える方は少なくありません。
しかし実際には、排気ガス・ミネラル分・花粉・黄砂などの
汚れがコーティング表面を覆い、本来の性能を隠しているケースが
非常に多く見受けられます。
専用メンテナンス剤やスケール除去によって
撥水性能が回復することも珍しくありません。
再施工を検討する前に、一度メンテナンス状態を
見直すことをおすすめします。
雨は必ず降るものです。
その際に雨を味方に汚れを剥がす状態に
仕上げるのがZENの推奨する洗車です。
これは別に回に詳しく説明します。
オーナー様が最も目にするのはボンネットやドアパネルです。
しかし実際に最も過酷な環境にさらされているのはルーフです。
紫外線を最も長時間受け続ける上に、
雨水の滞留
花粉
黄砂
落ち葉由来の汚れ
なども蓄積しやすい部分です。
コーティングの状態を確認するなら、
ボンネットではなくルーフの撥水状態を見る方が正確です。
秋が近づくと増えてくるのが樹液や植物由来の汚れです。
付着直後であれば比較的除去しやすいものの、
時間の経過とともに酸化が進み、通常洗車では落ちない
固着汚れへ変化します。
特に公園や街路樹の下への長時間駐車が多い方は注意が必要です。
見つけたらなるべく早めの除去をおすすめします。
サイドミラー下に発生する黒い筋汚れ。
単なる雨だれと思われがちですが、
停車中に付着した排気ガス由来の汚染物質
ドアミラー可動部から流れ出たグリス
大気中の油分や粉塵が原因になっているケースも少なくありません。
これらは時間の経過とともに酸化が進み、
固着汚れへ変化します。
さらに放置すると塗装面への浸食が進み、
通常洗車では除去できなくなることもあります。
目安は発生から約2か月以内。
洗車で落ちるうちに除去しておくことが、
美観を維持する上で非常に重要です。
「コーティングしてあるから洗わなくても大丈夫」
これは最も多い誤解のひとつです。
コーティングは汚れを付きにくくするものであり、
汚れを消してくれるものではありません。
同じコーティングを施工した車でも、定期的に洗車を行う車と、
放置気味の車では数年後の艶や発色に大きな差が生まれます。
コーティングを劣化させる最大の原因は紫外線ではなく、
「放置された汚れ」です。
汚れは時間とともに固着し、やがて塗装へ影響を及ぼします。
だからこそZENは、
「汚れたら洗う」ではなく、
「固着する前にケアする」
そして「洗車は予防」というワード。
これを10年繰り返した今がこの状態です。
ここに多くのノウハウが詰まっています。



では次回は「洗車は予防」というワードを中心にお話しします。
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