カテゴリ: Q&A
A2
ディーラ純正コーティングの問題点とは・・・。
①特別な技能が無くても作業できる簡易溶剤。
②非常に雨染みになりやすい性質。
新車納車後半年足らずの状態です。
では解説します。
①に関して。
国産ディラーで行われるコーティング大半は
旧世代の内容となり、
特長としては、撥水を基本としたものが大半となります。
製品によっては、親水性もあります。
いわば、洗って塗って拭いて終わりの
簡易作業の為、手間のかかる液剤や
管理や取扱いに知識や技能を要する
製品では、特別な人材育成が必要の為
その様な製品は使用できません。
あくまでもオプション扱いなので
値引の代わりに、無料で施工する程度の物ですが
費用を払い施工する場合はそれに見合わない
内容となります。
②にかんして。
成分には、塗装保護性能や、防汚性、
メンテナンス性を重視したものではなく
大半が撥水を主体とします。
コーティング自体が、水を媒体とした汚れと結びつきやすく
被膜密度や密着が悪いため、汚れや劣化は
コーティング面だけでなく塗装自体に発生します。
同時に、コーティングが呼び寄せた雨染みなどは
付属のクリーナーやメンテナンス剤でも取り除けない為、
保護されるはずの劣化した塗装ごと削り取り
再施工となります。
その様な事態が新車納車後、半年もしないうちに
発生し、メンテナンス不能の事態となります。
結論・・・。
あくまでも、値引き対象のオプション扱いなので
過度の期待はむしろ後悔を生みます。
特に黒や濃色車の場合は、施行しないのが
無難なコート剤となります。
専門店が取り扱わなのが、論より証拠。
そこに答えがあります。
徳島県カーコーティング専門店クラフトワークスZEN
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