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プロ用ケミカルは優秀な洗浄剤ですが、同時に危険なポイントがあるのでお伝えします。
ご紹介する素材はトヨタ車両に使われる化粧部品です。
仕上げは艶消しシルバー(サテンシルバー)のモールです。
通常の外装部品は耐薬品性や耐候性を考慮した塗装ですが、残念な事にこの部品は
市販のラッカースプレー同等の塗装仕上げです。
そこに雨染みを除去する「酸性ケミカル」の使用は絶対にお止め下さい。
窓ガラスやアルミモール、ワークやSSRなどの社外ホイールのポリッシュ仕上げの物なども・・・
酸性ケミカルにより僅か1分もしないうちに塗膜や素材の変色が起こります。
それ以上の時間だと塗装が溶けてしまいます。
この様に便利なプロ用ケミカルにも注意が必要です。当店でも販売してるのでお伝えしなければいけませんね。
そして猫のマーキングでも同じような染みが出来ます。
こればかりは防ぎようがないのですが・・・。
わたしもデリカもやられてます・・・(涙)
ちなみにラッカーシンナーを付けると・・・塗装は瞬時に剥がれて取れました。
という事で、板金塗装での廃棄部品を使い色々な危険なテストを行っていきます。
いずれまたご報告いたします。