カテゴリ: NEWS
カーコーティングの本質は「塗装の保護」でありそれ以上でもそれ以下でもありません。
美しい仕上がりは美しい磨きが生み出すもので、それがプロの施工です。
しかし今やコーティングは、目に見えない商品が故の何でも言いたい放題の状態で、過去のワックスの印象から「コーティング=撥水」と言う印象も根強く、逆にガラスの硬質なイメージも相まって、ユーザーへのアピールのための過度な広告や事実と異なる謳い文句も含め、本当に重要な事を理解して施工している方は殆どおられないでしょう。
作業する側、新車時のカーディーラーでは専門知識や経験のない整備士や、アルバイトスタッフ、派遣社員などが施工を行い、塗装への相性やダメージの有無、最も重要な密着を促す下地処理を省いた施工が横行しています。
磨きは傷を消し去り艶を引き出し、コーティングの確実な密着を促す重要作業です。
ココに実に多くのノウハウが詰まっています。
それは新車時の簡易コーティングとは似て非なる内容です。
大切にお乗りのお車ですが塗装の陥没し始めた染みと、全体の小傷が気になる状態でのご依頼です。
大切にお乗りでも誤ったお手入れをしていると、かえって車を傷める事となります。
「正しい洗車の方法」を知るだけで綺麗なままお乗り頂けます。
研磨もある程度終わり、方々から仕上がりのチェック。
角も隅々も全部綺麗!
元の傷の状態
研磨後
さて、オーナー様、ここからが折り返しです。
最終洗浄後、密着を促すための最終下地作業中・・・
この後のコーティングで濡れ艶の完熟した深みのある赤に仕上がりますので楽しみにお待ちください。