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さて、作業進行中のレクサスLS。
洗浄終了。
時間はさかのぼり、朝一番でガラスの研磨。
予想はしてたけど実に手強い・・・。
もう腕がパンパン・・・(笑)
元の状態はアートの様な雨染み(スケール)が
ガラスと一体化しております。
ガラスの劣化も想定されますので、
慎重に研磨・・・。
劣化もなく何事もなかったかのように仕上がり!
隅々もバッチリ。
塗装面は3段階で洗浄。
当店の基本作業、ケミカル洗浄。
何でもかんでも摩擦と研磨剤に頼る旧世代の作業ではなく、
汚れの性質に合わせ、分解して取り除く作業は
施工前はもとより、施工後にも必要な作業であり
これからのカーケアの基本となります。
最近は、分解除去と言う言葉もちらほら聞きますが
その洗車環境ではケミカルは使用不可!
何てお店も言ってますから、益々お客様には
優劣が付けにくいですね・・・。涙
1段階目・・・初期洗浄はシャンプー洗車。
2段階目・・・ここから本格的なケミカル洗浄剤による分解除去洗浄。
手始めに撥水コート剤を分解除去。
取り除かれた箇所は一切弾きもなくスッキリします。
この時点の水がベタ~っと張った状態が
仕上がり目標とする色。
今は水の膜で一時的に色が濃い。
本命が仕上がると艶はそれ以上。
ステップのピッチやタールも液剤を変え除去。
ココでの除去は、撥水剤等のコート膜、油膜、水垢、グリス跡、
ワックスかす、虫跡、ピッチ、タールなど・・・。
3段階目は・・・固着している酸化膜の除去。
蓄積し固着した硬度の高い酸化汚れを分解除去。
研磨が出来ないサテン仕上げのグリルの染みも
もれなく除去。
塗装面を覆う劣化膜を取り除く事で、素の塗装面を呼び出し
後の研磨の作業効率を高めます。
ココでは、スケール、鉄粉、細部の石化した固着汚れ、黒ずみ、酸化物等・・・。
細部までしっかりと洗浄しております。
洗浄で取れる物は根こそぎ除去しております。
ちなみに、市場にある大半のコート剤はこの時点で除去されます。
いわゆる、洗浄できない・・・メンテナンス出来ない・・・そんなコーティングです。
後は劣化した塗装を大切に研磨して
オリジナル塗装を温存しつつ綺麗に仕上げてまいります。
たかが洗車、されど洗車・・・。
これが適当なら、隅々は汚いままだし、
研磨もまともにできないし、コーティング以前の問題です。
単なるコーティング屋とディテイリングショップは
同種ではございません。
コーティングの派手な謳い文句ばかりに気を取られてると
危ないですよ・・・(笑)
水切りエアーブローの後はマスキングに移行します。
マスキング終了。
明日は楽しい研磨の時間。
生まれ変わりますよ!
オーナー様、お気持ちは十分ご理解しております。
喜んでいただけるよう全力でまいります。
リセットコース本番です。
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