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さて、コーティング以降に重要なのは防汚性の持続。
実はこれが一番重要なトラブル回避の秘訣です。
汚れと言えば皆様が想像するのは水垢等に代表される汚れですが、汚れは大きく分け2種類あります。
油分を持つ汚れと水系の汚れに分かれます。
油分を持つ汚れはカーシャンプーで除去できますが、問題は水系の汚れ。
これは主に無機物(鉄分やマグネシウムに代表されるミネラル)が水に含まれていたり、ボディーに乗っかった砂ぼこりに含まれるミネラルが、雨に混ざり溶け出し乾いた後に染みとなる成分です。
俗に言うイオンデポジットとかシリカスケールとか呼ばれるやつ。
早い段階では洗車のタイミングで除去できますが、時間と共に固着すると、コーティング面と結合し洗車では取れなくなります。
その際ゴシゴシ擦ると傷の原因となり、傷は汚れが引っかかりやすく、さらに状況は悪くなります。
頑固に固着すると研磨以外での除去は困難となるため注意が必要です。
有効なコーティングの無い塗装では、短期間で塗装が浸食されますので固着させないお手入れが必要ですね。
対策として、お客様ご自身で簡単に行える雨染みの固着を防ぐトップコートの補充をお勧めします。ワックスを代表とする油性系ではありません。
トップコート補充と言えばめんどくさそうですが実に簡単ですのでご心配なく。
当店のお客様には皆様ご案内していますのでご存知と思いますが・・・(笑)
また、ご自身での御手入れが出来ない状況の方は、当店が洗車しますので、その際は必ずケミカル洗浄後、トップコート補充がセットですのでご安心を。
さらに洗車上級者の方には「スケール分解剤」を使用したケミカル洗浄をお勧めします。
当店ご利用のお客様も数多くご利用いただくケミカルです。
では作業・・・。
ルノールーテシアRSトロフィー。
下地研磨終了。
クリア塗装有のソリッドホワイトです。
メーカーでの修正研磨傷が多々ありますが、当店で施工する以上存在は認めませんのでこれぞ新車と言う塗装状態に仕上げ3層のコーティングで塗装を強化します。
陶器の質感とはよく言うものでメタリックの無い塗装は正しくそんな質感です。
では順調に作業を進めてまいります。
このモデルからホイールのデザインに伴いコーティングの手間が増えましたね・・・(笑)