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すっかりとご紹介が遅くなったVWゴルフ7。
色々あり今回はオールペイントを施し仕上げさせて頂いたお車です。
H25年式ですが内装は非常に綺麗で、シートもトリムの使用感も感じさせない程で、リヤシートに至っては新品レベルです。
それもあり今回のオールペイントでの完全リフレッシュは新車レベルの仕上げをさせて頂きましたのでオーナー様にはとても喜んで頂きそれが何よりの達成感でした。
ヘッドライトリペア及びプロテクションフィルムも施し新品レベルまで綺麗になっております。
ただ単に塗装と言っても仕上げは様々で、塗装前の脱着、部品洗浄、劣化部位の補修、凹みやガリ傷の修正など細かいことを言えば切りが無いのですが、そこで塗りあがった後も大切で、仕上げ工程で出来栄えは大きく変わります。
特に誤魔化しの利かないソリッドカラーでは尚更です。
実は私が今の仕事をする原点も塗装でした。
当時、塗った塗装を仕上げる際に磨けば磨き傷がつくので、それを無くすために何度も研磨すれば、折角塗った塗装を削るだけで意味が無く、如何に最短で塗り肌も綺麗に揃い、塗膜強度もしっかりとあり、その後の塗装痩せも起こさない安定した仕上がりを構成するかを模索しました。
塗装前工程が雑なら、塗った際は綺麗でも時間が経てば異常個所が現れたり、塗装が綺麗に仕上がっても仕上げ工程の研磨で塗装を傷めたりもします。
全ては各工程の出来栄えと仕上げ工程での負荷の少ない磨きにあります。
ココだけ見るとお客様は驚かれますね(笑)
そして研磨・・・
ところが、何時も磨いているのに新車塗装を磨くと出来ていた満足できる磨きが出来なかったりで、補修塗膜を磨くのと、メーカーのオリジナル塗装を磨くのでは違うノウハウが必要と言う点も好奇心を駆り立てられました。
そこを突き詰めると磨きの世界にはまり込み、受ける仕事も塗装だけではなく磨きも増え、折角磨いた以上、コーティングで出来るだけ保護できればと考え、今度はコーティングを模索しました。
コーティングを模索すれば今度はどうやって綺麗を維持するか・・・洗車やメンテナンスの仕組みを模索しました。
結果、専門店を開業しました。
そこで出た結論は、良い塗装、良いコーティングも全ては洗車次第・・・良い洗車こそ美しさの秘訣であると言った原点回帰が私の出した結論です。
そこを踏まえた結果が、磨き方、コーティングの内容、洗車方法、洗車用品となります。
どれか一つ欠けてもダメです。
お客様にご提供するのはコーティングだけではなくアフターケアであり必要な用品のご提供です。
その前提は美しい状態でのお返しですので、まだまだ奥の深い仕事でもあります。
そんな要素で仕上がったゴルフをお返しした際の喜んで頂けた時は本当に嬉しく思いました。
オーナー様には貴重な体験をさせて頂き、心より感謝申し上げます。
来月、洗車にお越し下さるので楽しみにお待ちしております。