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さて、ご紹介はレクサスCT。
約10か月前にオールペイントのレストアコースで仕上げさせて頂いたお車です。
当時のブログです↓
当時の状態はクリアー塗装が経年劣化で浮き上がったり剥がれたりと、いわば塗装の寿命が来ていました。
同じ塗装でも赤系統は紫外線の影響を受けやすとされる色調で、それと共に、新車時から数年間コーティングメンテナンス称してディーラーに預けた際に研磨されていた影響で、塗装の膜厚が薄くなったことも影響したかもしれません。
特に赤系で屋外保管の場合耐候性を左右するクリアー塗装の強度維持は一番の優先課題です。
何度も言いますが、上塗りのコーティングには紫外線をカットする事は出来ません。
仮に出来ても微々たるものです。
残念ですがそう言った事実も含め、本当のコーティングの本来の有効性を知って頂くのも我々専門店の役目ですが中々上手く伝わりませんね。
紫外線の影響から塗装を守るのは事実ですが守り方が違います。
ご来店時には分かりやすくご説明いたしますね。
一度劣化した塗装はいくら磨いても意味がありません。
潔く再塗装が一番確実に綺麗になります。
オリジナル塗装にこだわるのも重要ですが塗装も消耗品です。
寿命が来たら再塗装すれば何度でも綺麗に復元できます。
無論オリジナル塗装をとことん維持できる事が理想ですけどね。
そしてメンテナンス。
驚くほどお手入れや扱い方の丁寧なオーナー様で外観も車内の状態も極上のコンディションです。
故に・・・塗装が劣化したことは悔やまれますが今となっては・・・のお話です。
今回のメンテナンスは、いわば健康診断。
何処も問題が無いことの確認のためのメンテナンスでしたが、お預かり時よりも更に艶やかにしてお返しさせて頂き、とても喜んで頂けました。
普段から隅々まで知っているオーナー様だけに、メンテナンス後の艶の向上はすぐに分かって頂けました。
当店のハイエンドコーティングはトップコートの完全入れ替えがケミカル処理で出来る様に構成しています。
普段は汚れや雨染みの固着を防ぎつつ、耐擦り性の高いトップコートですが、それ故に最もダメージを受ける部位でもあります。
なのでそこをメンテナンスでフレッシュな状態に戻してやるのですね。
その後はナノダイヤモンドコートによるオーバーコートでユーザー様によるコーティングのコーティングをして頂くのです。
と・・・偉そうに言いましたが、当店云々が凄いのではなく日ごろからお手入れされているオーナー様の洗車のスキルが凄いのです!
屋外保管、日常使用で施工時のままのコンディション継続は御見それします。
今後も楽しく洗い眺めて乗ってご満喫ください。
この度のご依頼、誠に感謝申し上げます。