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今回は、施工から約7年が経過した
ヘッドライトプロテクションフィルムの貼り替えの回
オーナー様のご了承もいただきご紹介です。
保管環境は屋外駐車です。
近年、ヘッドライトプロテクションフィルムの
認知度が高まり施工台数も増えていますが、
「フィルムを貼れば永久に安心」というわけではありません。
今回は貼り替え時期を大幅に超えてしまったことで
発生した事例をご紹介します。


ヘッドライト表面のフィルムは経年劣化が進行し、
柔軟性を完全に失った状態でした。
本来であれば弾力性を保っているフィルムも、
長年にわたる紫外線や熱の影響によって硬化。
最終的にはフィルムそのものが断裂し、
表面も脆くなっていました。
お客様自身での剥離はほぼ不可能です。
プロテクションフィルムは消耗品です。
日々の紫外線、太陽熱、雨、水垢、汚れなどにさらされることで、
徐々に耐候性能が低下していきます。
本来であればフィルムはヘッドライトを守る役割を果たしますが、
耐候性能の限界を超えると保護性能が低下し、
フィルム自体が著しく劣化してしまいます。
ここで重要なのがフィルムの大きな役目の紫外線カット
の機能もほぼ失われている状態となります。
今回の除去作業は通常の貼り替えとは比較にならないほど
難易度の高い内容でした。
① フィルムの除去
まずはフィルムを温めながら、ヘッドライトレンズを傷付けないよう
樹脂製ヘラを使用して少しずつ剥離していきます。
しかし、フィルムは硬化しているため綺麗には剥がれず、
細かく断裂しながら除去する状態でした。

② 接着層の残留
通常であればフィルムと一緒に剥がれる接着層ですが、
今回は接着剤のみがレンズ表面に残留。
広範囲にわたり接着剤が残り、
作業難易度が大幅に上がりました。
③ 硬化した接着剤の除去
特にフィルムが断裂していた部分は接着剤も硬化しており、
その上から汚れまで抱き込んだ状態。
専用の除去剤で慎重に軟化させながら、
時間をかけて少しずつ除去を進めました。
全面に接着層の残留です。


接着剤を完全に除去した後、ヘッドライトの状態を確認すると、
断裂していた部分にスジ状の劣化が発生していました。
これはフィルムが劣化によって保護性能を失い、
その部分から紫外線の侵食を受け続けたことで
発生したレンズのダメージです。
つまり、
「フィルムが劣化しても貼ったままにしておくと、
ヘッドライト自体が傷む可能性がある」
ということです。
この段階になると単純なフィルムの貼り替えでは改善できません。
ヘッドライトリペア作業が必要になります。
紫外線によるダメージを除去し、
ヘッドライトリペアを実施。
透明感を回復させた後、
再びプロテクションフィルムを施工しました。
結果として、ヘッドライトは新品に近いクリアな状態まで
復元することができました。



プロテクションフィルムは飛び石や紫外線から
ヘッドライトを守る非常に優れた保護アイテムです。
しかし、フィルムも経年劣化する消耗品である以上、
定期的な点検と適切なタイミングでの貼り替えが必要です。
特に屋外保管のお車は劣化が進みやすいため、
・フィルムの黄変
・浮きや剥がれ
・艶の低下
などの症状が見られたら早めの点検をおすすめします。
フィルムの寿命内で貼り替えを行えば、
今回のようなヘッドライトリペアを伴う大掛かりな作業や
追加コストを防ぐことができます。
プロテクションフィルムはヘッドライトを守るためのものですが、
その性能を維持するためには「定期的な貼り替え」が非常に重要です。
今回の施工は、フィルムの役目と貼り替えの
重要性を改めて感じる事例となりました。
4年目から5年までの期間で貼り替えが最も最善のケアですので
皆様、どうぞこの期間内での貼り替えを行なってください。
コーティングで紫外線からの保護はできませんので
究極のヘッドライト保護はプロテクションフィルム一択というのが
今の最善策です。
それさえ行えばヘッドライトは何年経っても新品同様に維持できます。
これが9年を超えた完全屋外補完の私のデリカD5リアルな状態です。
貼り替えは1度行なっています。

新車より1年目に施工→その後5年目に初めての貼り替え→現在に至る。
では皆様のご参考になれば幸いです。
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