Author Archives: akiyama

カメレオンフィルム・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

最近よく見かけるカメレオンフィルム(オーロラフィルム)

前3面のガラスに関して運輸局の規定では透過率70%以上となっています。

 

では実際のガラスの透過率・・・

お預かり中のドイツ車のフロントガラスの透過率。

ドアガラスは断熱やUVカット等様々な理由からやや暗い。

 

フランス車のフロントガラスは・・・透明度重視でこの数値。

 

国産車のフロントガラス・・・やはり同じような数値。

 

サイドガラスもこれが大半のお車の標準的な数値。

 

透過率に関してはどの国のクルマの大差はありません。

 

しかし・・・カメレオンフィルムを施工し約5年・・・多分施工当時は問題なかったので経年劣化で透過率が低下し・・・って・・・低すぎる。

当然車検は通りません。

 

ドアガラスもギリギリで測る位置によってはアウトですね。

 

そもそも運輸局の規定では透過率に関してだけなので、仮に赤だろうが黄色だろうが色の問題はないのでカメレオンフィルムは透過率さえパスすれば合法となるのですね。

 

しかし別目線・・・警察の立場では車内の様子が確認出来ない等の理由から本体は違法にしたいとの意見もあり、いずれ色付きフィルムは違法となる可能性も多々ありますね。

 

それと共にフロントガラスへのフィルムの施工は原則やめた方が良いですね。

透明断熱でも経年劣化で濁ってきたりすれば透過率をクリアーしてもぼやけた視界で気持ちよく運転できないしそうなるリスクも十分あります。

サイドガラスはその逆にご予算があり、施工可能なガラスなら透明断熱フィルムはいい仕事しますのでお勧めですよ。(一部純正でUVカット等のコーティングガラスは施工不可)

私も貼ってます。

 

という事で今回お預かりのお車は車検通りませんので剥がすしかありませんね。

 

最近のお車はガラスにカメラやセンサーが付いているので最悪のケースも考え、リスクを十分承知の上で施工してください。

 

 

コーティングのお話・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、コーティングについて・・・

 

当店のコーティングは完全な硬化型皮膜で一度施工すると、研磨剤やペーパーで削り取らない限り自然に剥がれる事はありません。

 

なので、そこだけ切り取ると10年でもそれ以上でも持続するので10年保証とでも何とでも言えます。

 

しかし当店の考えるコーティングの良し悪しはあくまでも「見た目」です。

仮にコーティングは削らない限り剥がれないと言いつつも、見た目がボロボロなら、それはコーティング以前の問題で本来の目的を果たしていませんね。

 

本来の目的は「新車当時のまま、もしくはそれ以上の艶感を長く楽しむ」事ですので、コーティングの役割はそれを叶えるための優秀なアイテムと言う考え方です。

派手なスペックばかりの売り手に有利な宣伝よりも、お客様目線でリアルな内容をお伝えする事に重点を置いていますので、どうしてもそうなるのです。

 

そしてコーティングをするとその後どうなるのかを「経過報告」として定期的にブログでご紹介しているのです。

 

当店のコーティングは非常に優れた性能を持ち、塗装の性質を強化すると同時に高い防汚性により汚れにくくどなたでも簡単にお手入れする事の出来る状態を作り出します。

適切な例かどうかはともかく、普通のヤリスがGRヤリスになった感じですね。

 

それぐらい変わります。

そして施工以降にそれらを実感していただけます。

なのでお客様が体験するであろう「コーティングの恩恵」は確実に手にする事が出来ます。

そしてそれが長く持続します。

 

事実私の場合7年目に突入ですが未だに新車レベルで綺麗ですので皆様驚かれますが、逆に今施工している最新の皮膜の方が当時の私の皮膜以上の性能なので、出来るなら現行タイプの皮膜にアップグレードしたいのですが時間と手間が全くない・・・と言った所です。

あの濡れ艶と質感、セラミック特有の手触りと圧倒的な防汚性・・・日々施工していて仕上がる車が羨ましい・・・7年も検証すれば答えは十分出たので入れ替えたいのが本音です。

 

という事で私の愛車の現状・・・日曜日に出かけた際に車を止めて撮影。

カーポート・・・良いいですね!

実は家を建てる際に車庫やカーポートも考えたのですが、コーティング屋の立場として出来るなら大半のお客様がそうであるように、完全野ざらし屋外駐車でリアルな検証と自社のコーティングの性能、維持の方法を見極めたかったというのが本音で、何度も建築さんにも確認されました(笑)

 

等と言いつつも前回の洗車が3月5日ですので、それから現在まで野ざらし放置ですが、その間も雨やら花粉やら散々ですがこの状態です。

手前味噌ですが真面目に綺麗です。

 

最近は雨の量も十分だったので逆に洗い流されて綺麗になってます。

 

暫く洗う間がないので当分放置かな・・・(汗)

 

 

スモークプロテクションフィルム・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、ご紹介はアルピーヌA110R。

車に関しての詳細は後日として、随時作業は進んでご紹介はテールのスモーク化。

 

こちらは保護とドレスアップを兼ねてスモークプロテクションフィルムを貼ります。

本来テールはヘッドライトのような劣化は全く起こさないので傷等を気にしない限り、フィルムの施工は不要です。

という事で貼る目的は「ドレスアップ一択」です。

 

これが・・・

 

こうなって・・・

 

 

全体がまとまらないのはバンパー下部のリフレクター(反射板)がやけに赤い事。

 

なので貼る・・・引き締まりますね。

 

 

では随時作業を進めて参ります。

ただ・・・なんなんだこの雨の多さは!

今週も半分雨の予報・・・メンテナンス、洗車の予定のお客様は改めて仕切り直しですね・・・

申し訳ございません。

 

では改めて・・・

 

ヘッドライトのひび割れ・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

ご予約とお預かり車両でパンパンの上に天候不良・・・どうにもこうにもで御座います。

さて、相変わらずご相談の多い事例のご紹介。

 

ヘッドライトの劣化です。

主な劣化は・・・

①黄ばみ

②白濁

③ハードコートの剥離

④ひび割れ

と、大体これらが複合的に発生しますね。

という事で今回のご依頼はアウディーA4アバント。

 

かなり深刻なひび割れで重度の手前の段階。

半分あきらめモードでご相談いただきましたが幸いな事に当店では綺麗にリペアする事が出来るので頑張らせて頂きました。

 

こんな感じで割れております。

 

と同時に細部洗浄のケミカルクレンジングコースもご依頼くださいましたので、隅々まで綺麗に仕上げて完了です。

 

オーナー様のお悩みは細部の黒ずんだ汚れと雨染み痕があらゆる個所で悪さしてお困りでした。

一気に作業したので完成後の画像でご了承ください。

黒ずんだ汚れも雨染みも無くなりました。

 

 

 

そして肝心なヘッドライトは・・・

 

 

光らせると特に目立っつていたひび割れももう無い!

 

プロテクションフィルムも貼っておりますので劣化が再発する心配も不要です。

ヘッドライト交換など全く必要ないので同じ症状でお困りの方はご遠慮なくお電話ください。

 

天気ね~~~~

本当は花粉や黄砂の次期ですので、洗車やメンテナンスのご依頼も天気との兼ね合いもあり、皆様には不自由をおかけいたしますが、次週より時事天気が安定してきたら一気にお受けいたしますのでお待ちください。

ブログも更新しないとね・・・

 

マツダCX-60・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

ご紹介が遅くなりましたがCX-60。

今回の御用命は・・・

※本体艶出し下地磨き

※高機能セラミックコート

※窓ガラス全面撥水

※ヘッドライトプロテクションフィルム(クリアー)

※フロントエンブレムプロテクションフィルム(ライトスモーク)

※テール、リフレクター、ハイマウントレンズのプロテクションフィルム(ダークスモーク)

※ピアノブラックガーニッシュのプロテクションフィルム

※外装メッキ個所のグロスブラックラッピング

※リヤエンブレムグロスブラック塗装

と言うご要望で完了いたしました。

 

 

今でこそグリル回りも黒ですが、この形状と奥まった個所までのラッピング施工は久しぶりに手間取りましたが無事仕上がり喜んで頂け何よりでした。

 

フロントエンブレムはライトスモークなので地味ではありますがメッキ特有のぎらつきを抑えて、周辺のピアノブラックとのバランス考えたトーンで仕上げております。

 

ここも傷が気になる個所ですね・・・プロテクションフィルムでもう安心です。

お手入れは次回の洗車レクチャーの際に詳しくお伝えしますね。

 

定番のガラス撥水は何気にコスパが良いので皆様に喜んで頂けるレギュラーメニューです。

 

テールレンズは当店の光では黒味が上手く撮れてませんが実際はかなりスモーキーないい感じのトーンになってます。

特に日が沈み始めの光ではブラックテールに見えますので好評です。

 

作業前・・・

 

完成後は良い塩梅のスモークトーンです。

 

本来は赤々としてハイマウントレンズも日の当たらない陰になるとこんなに黒く見えます。

でもちゃんと赤く光るので車検も問題なしです。

 

エンブレムはスモークにせずあえて透け感の無い完全なピアノブラックの塗装仕上げです。

 

ここ最近は雨も多くたちまちコーティングの効果をご体験され喜んでご連絡下さり幸いでした。

最近は雨も多く現場の作業も思うようにいかず作業予定等組み立てるのが大変。

花粉も余計な手間を掛けさせるし・・・

 

それでもコーティングの効果も発揮されお客様のお手入れも相当楽になりますので、長期スパンで見るとセラミックコートの恩恵を十分感じて頂けます。

 

では次回ご来店の際は、汚れた実車でのリアルな洗車レクチャーをお伝えしますのでご安心ください。

この度のご依頼心より感謝申し上げます。

貼る・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、多忙の上この所の天気は仕事の段取りがどうにもね・・・

洗車ご予約の方にはご迷惑をおかけします・・・って天気ばかりはどうしようもないのでご了承下さい。

 

今回はラッピングによるブラックアウト&プロテクションフィルムの貼り物のご紹介。

マツダCX-60。

先ずはテールのスモーク化。

とても滑らかで綺麗な艶のスモークプロテクションフィルムを貼ります。

ムズイです。

 

この時点だけ見ると絶対まともに貼れそうにもない・・・けど。

 

完成・・・。

 

もう片方も・・・

 

完成。

 

バランスを考え、リフレクターとハイマウントランプもスモーク化。

基本はセットで貼ってます。でなければ統一感出ないしね・・・

 

 

ヘッドライトはクリアータイプ。

ここは赤尾が貼り込みました。

 

ライトフィルムが乾いた後日はラッピング。

メッキの部分がお気に召されずにご希望はグロスブラック。

テール以上にムズイ・・・。奥まっているのよ・・・。

 

完了・・・

 

前後バンパーの下のスキッドプレートもブラックアウト。

 

ドア下のモールもブラックアウト・・・前から順に貼って・・・

 

完成。

 

フロントエンブレム・・・クリアープロテクション。

 

ん~画像だけが溜まる・・・

では次回。

これをすると高額修理となります・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

昨今、車の電子制御システムは非常に高度化し、それに伴い表に出ていないトラブル案件があります。

 

そこで最もやってはいけない事がコレ!

車にはスキャンツール(故障診断機)を接続する通信ポート「OBD2」ポートがあります。

こんな形状のポート。

 

本来はこんな感じの故障診断機をつなぐためのポートです。

 

最近では社外電装品等の取り付けの際に配線作業を簡略するために「OBD2」ポートに合わせた形状のカプラーを接続するだけで配線が終わると言った簡易作業を多く見受けらます。

 

これ絶対にしないでください。

 

今の車は「キャンインベーダー」対策や「コネクテッドサービス」や運転支援装備(レーンキープや自動ブレーキ、自動走行など)の非常に複雑な制御をリアルタイムに複合的に行い、それを車体制御やエンジン制御と共に各部のセンサーと管理する複数のコントロールECU同士がお互いに情報を受け渡しながら総合的に車を制御する「相互通信システム」となっています。

 

そこに本来は診断機をつなぎ情報をやり取りする「OBD2」に、本来車体に組み込まれていない情報を持つ外部電気部品が付くと、そこで一種のバグが起こります。

 

くぐれも、ここに繋いではだめですよ!

 

そうなるとコントロールECUは異常を感知し、エンジンチェックランプを点灯させドライバーに異常を知らせます。

と同時に安全に運航できるような車体制御となる「フェールセーフモード」に移行します。

そうなると本来使用できる各種の機能が制限されたり機能しなくなったりします。

 

これはあくまでも異常を感知した場合の話で、一瞬の異常や各センサーが送って来る基礎数値をはるかに超えたあり得ない数値が送られてきた場合、ECUはそれをスルーするケースもあり、しかしそれに伴い相互通信のバランスが崩れ、エンジンチェックが付かないまでも、車体の元本来の性能が微妙な制御が行われることで発揮できない状態となる「知らないうちに機能が低下している」が当たり前の状態となりコントロールECUはそれを基準に車を制御します。

 

となると・・・本来の性能以下の動きしかしなくなります。

例えばバグが原因で空燃比に異常をきたしエンジン出力を低下させた状態が日常となったり、燃費が悪くなっていたりもします。

しかし持ち主はそれでも普通に走る物がから、「言ってる割には燃費の悪い車だな・・・」とか「納車の時よりもパワーが無い???」とか感じるかもしれません。

 

実はその時点で・・・「あなたの車は壊れかけているんです!」と言えるでしょう。

 

その原因は不適切な社外部品の接続であったり、使い方が原因だったりもします。

 

更に走行中にテレビを見る為にキャンセラーを「OBD2」に接続して書き換える商品も売られていますが、アレはECU内部のデーターを書き換える為に、しばらく後、それがもとでECUがクラッシュしたりエラーとなり、車体ECU総変えの高額修理となった例も地元ディーラーのメカニックさんから報告もいただいています。

 

 

あと・・・最近の車はワザとにバッテリーが上がりやすく設定されているそうな・・・(サイズの小さなバッテリーをあえて装備すると言うお話)。

思い当たる節がある・・・。

 

それはまたの機会に・・・。

 

ミニクロスオーバー・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、ご紹介はミニ・クロスオーバー。

未使用車のご購入でお預りでしたが、そもそも新車でも小傷のあるのがミニですが、在庫の未使用車なので洗車傷がバシバシついていて、全面研磨での作業となりました。

 

研磨の後は粉まみれ・・・研磨粒子は研磨初期から徐々に目の細かな粒子に砕けてより繊細な磨きが出来るように構成しております。

 

 

感覚は手のひらで磨くイメージなんですけどその感覚がすぐに身につかないから、シビアな基準で日々磨いて2~3年で人様に見て頂ける腕になりますが、一人前に様々な状態に対応できるにはさらに時間がかかります。

 

いくらコーティングが世に広まっても、仕上げの美しさとその後の美しさの持続は、それらをまかなえる技量をもつ人の存在が重要で、それがなかなか育たないのも職人の世界・・・

技術も経験も個に宿ります・・・個の持つスペックがその店のスペックです。

そこを見抜くのは難しいので、コーティングを御希望の方は色々なお店を回って決める事をお勧めします。

 

そして完成。

偉そうに言ってますが私はヘッドライトフィルムを貼っただけ・・・(笑)

私の目指す仕上がりを継承してくれるスタッフが責任を持って仕上げております。

 

黒い所も全て問題なしに綺麗。

オーナー様も新車より艶もあり綺麗と喜んで頂き何よりでした。

先ずは何よりも楽しんでお乗りください。

そして洗って眺めて楽しんで下さい。

 

では今後は季節の変わり目を目明日に洗車にお越しください。

リセット洗車しますね!

 

この度のご依頼誠に感謝申し上げます。

 

経過報告7年目・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

昨年の12月11日以降まるで洗う事もなく現在に至るデリカD5。

 

そしてついに7年を迎え3回目の車検。

直近でが不慮のトラブルによりメーカー保証でのエンジンアッセンブリーの交換をしたばかりなのでたちまちは何処も問題ないので定期点検に毛が生えたぐらいの整備で終わる予定。

ATFオイルパン清掃とATFの交換はするかな・・・・。

 

それよりも花粉時期にもかかわらず放置していたボディーの状態はと言うと・・・

それなりに汚れてますな・・・。

 

こう見えて汚れてます。

 

花粉いますね~~~

 

という事で今回は自宅ではなく店での洗車を行います。

お客様と同じ条件で車の管理をしていますので、普段は自宅で洗い、季節の変わり目での年4回程度の健康診断を兼ねた店での洗車となります。

専門店のデモカーとして特別扱いはしていません。

全てはリアルの為の実車検証です。

 

先ずは高圧洗浄機での隅々の汚れの叩き出し。

今回の温水温度は90℃弱の設定。

花粉いるしね・・・

 

 

隅々を叩き出せば、それなりに噛み込んだ砂利等の傷の原因が流れ出てきます。

作業の途中で写真撮ってるので結構大変。(笑)

 

これらの砂利の排出が高圧洗浄の主な役割で、実は高圧洗浄機で洗えば綺麗になるイメージは皆様の勘違いです。

面ばかりに気を取られて隅々や開口部を予洗いしないと全て洗車傷の原因となります。

洗浄は3段階・・・

①予洗いとしての高圧洗浄。

②シャンプーでの基本洗浄。

③ケミカルでの仕上げ洗浄。

面は摩擦を最小限に抑え潤滑と汚れの分離の為のシャンプー洗浄が基本。

スポンジが最適です。

 

 

濯ぎはシャワーでシャンプーの残留を残さず掃くように流します。

そして水がケミカル洗浄の目明日を教えてくれます。

 

 

軽く水気を拭き取り・・・ケミカル洗浄。

 

再度水で洗い流し問題なし!

 

エアーブロー。

 

トップコートも施工し綺麗!

 

この時しか洗えないハブやショック、ホイールの内側も洗い・・・

 

取り敢えずノーマルホイールをつけて外で再度チェック。

 

7年たった今でもガラスも綺麗なまま・・・

 

そしてちょいと診察に病院・・・

待合席の本棚に何故かデリカの専門誌が3冊も!・・・なにゆえ(笑)

 

デリカも私も健康で良かった。

では皆様も定期洗車にお越しください。

 

 

レクサスRZ・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、ご紹介は新車レクサス・RZ。

ピュアEVの最新モデルです。

 

オーナー様は過去にディーラーコーティングで良い思いをしなかったとの事で、今回こそはとご依頼くださいました。

今では全てのお車に頼んでいなくても半強制的に結構なお値段のコーティングがセットになります。それに伴いお客様からのご相談においてご不満のお声も定期的に寄せられて、専門店として冷静に事実のままにお伝えしています。

しかし残念な事に未だにコーティングと言う目に見えない商品が故の、形だけの質の薄い作業が大半を占めます。

せめて当店にいらして下さったお客様にだけは、質の高い作業とその後のケアを含め出来る限りご対応いたしますのでご安心ください。

 

という事でレクサスRZも仕上り無事お返しできました。

 

洗車レクチャーでお伝えした洗い方のコツは慣れるともはやその方法以外は面倒になるほど楽なので、2~3回洗えば簡単に身につきますので洗車も楽しんで下さい。

その上で暫く洗いなれてきたころにグロスレイヤーコートもお使いくだされば更に上質なケアが出来ますのでご相談ください。

 

ヘッドライト、フロントエンブレムは劣化防止のプロテクションフィルムで完全保護。

 

 

窓ガラスも快適全面撥水加工。

今後はトップコートを定期的に耐擦り膜として塗布してくだされば、今施しているオリジナルのコーティングの摩耗を抑え長期間の撥水が持続します。

私の場合7年目ですが未だに塗り直しなど一切行わずともガンガン撥水しています。

正、フロントガラスは2年が摩耗限度かな・・・再加工はメンテナンス時にご用命ください。

 

当店の特権でもある一番初めに綺麗に整ったボディーを眺めるのは見飽きません!

お客様はこの先もこの状態を楽しんで下さい。

では楽しんでお乗り下さい。

後はたまにで良いので洗車コースでご来店ください。

キッチリとリセットしますのでお任せください。

 

この度のご依頼、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

昨年末より洗う間もなく現在に至る・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

ん~昨年末より今日まで全く洗車することなく現在に至る我が家のデリカD5。

前回の「経過報告」が12/11なので丸2か月以上経過です。

 

現状はこんな感じ・・・最近の長雨で日々洗い流され普通に綺麗。

パット見!

 

ルーフ・・・

 

ルーフとフロントガラスとルーフモールの際。

フロントガラスには雨染みが出来ていますが、拭いただけで取れますので染みの固着は一切ありません。

次回でご紹介します。

 

ゴムモール・・・雨垂れが筋になっていますが黒々と劣化知らずです。

7年目を迎えた現状でも、ココは非常にフレキシブルにゴムの弾性に追従するラバーコートで防汚性を強化していますので、洗車のタイミングでグロスレイヤーコートをオーバーコートして防汚性を維持しています。

ゴム質も硬くなっておりません。

 

フロントガラスのカウルトップ・・・

実は窓ガラスに大きな鳥フンが落ちていたのですが雨で洗い流されこんな感じで流れてきました。

窓ガラス以外だったら即除去していましたが、ガラスなので様子見で余裕をかましております(笑)

 

フロントグリルのメッキ部・・・真面目に綺麗。

 

メッキのドアミラー・・・2月中に淡路島に行った際の虫のヒットの残骸・・・他にも小さなのがあったのですが無くなっていました・・・この時期だから放置していますが夏場は絶対NG。

 

ゴムモールとピアノブラック樹脂とドアに流れた汚れのたれ筋・・・よく見たらわかる程度です。

 

テールレンズとバックゲートパネルの隙間・・・やや砂利が入り込んでいますね・・・。

 

リヤバンパー上部はプロテクションフィルムを施工・・・汚れも傷も劣化も全くなし!

 

リヤガラス・・・雨に感謝・・・勝手に綺麗になっています。

 

雨降りが続いたせいでグロスレイヤーコートの効果も弱まってきたかな???・・・次回の洗車はケミカルで下地を作り塗布します。

という事で、次回経過報告は洗う間もないので、洗えると思われる3月中旬を予定しております。

同時に花粉の時期のアレコレを含めご報告いたします。

 

 

 

ヴェルファイア202ブラック・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

ヴェルファイアの納車も終わりひと段落。

 

202ブラックを特別あつかいする色では無いのですが、作業する側からすると気の休まらない色で、この色が仕上がるから他の色も確実に仕上げる事が出来る良い指標でもあります。

ただただ黒・・・これがなかなか出来ないのですね・・・。

でも出来上がるとどこまでも黒・・・これがソリッドブラックの醍醐味です。

 

窓ガラスも全面撥水でルーフガラスもバッチリ。

実が窓ガラスの最終仕上げの前に撮影したので微細な毛羽がありますがご了承ください。

 

何せ傷が多かったので全身研磨からの作業となり当初予定よりも2日弱時間がかかりました・・・

 

トップコートを終わらせ毛羽取り作業と最終チェック・・・

光は逆光・・・順光・・・正面でそれぞれ異なる見え方がるのでしっかり確認します。当然ですが磨いてる間も磨き仕上げの工程でも全てよく確認します。

 

一番目にする逆光。

全体の最表面のムラと面の仕上り度合いを確認します。研磨の時の基本スタイルもこれです。

 

正面・・・逆光では見えにくいムラをしっかりと見る為の当て方・・・

 

順光・・・この当て方でしか見えないとてもシビアな表面の出来栄えを確認。

???色が違う???・・・以下説明

 

今回あえてお見せしますが、大半のお車では金属面の塗装と樹脂パーツの塗装は同じ色でも発色が違うので、当店の光で見ると驚くほど色が違って見えますが、自然光では全くこの差は出ませんので気にしないで良いです。

 

皆さん驚かれますがこれで正解です。この光は色々見えるので・・・

 

しかし最近たまにお客様からご相談頂くのが、モデリスタのエアロパーツの色違い。

大半の方が「本体塗装より白い!」と言われてご相談いただくのですが、色付きで届いたものをディーラーで組付けるだけなので同じカラー番号でも、素材、工場、塗料のセッティングなどの条件が異なるので、現車合わせで調色しない限り、全く同じ色になならないのが現状です・・・

と何故かディーラーさんに変わって説明しています(笑)

確かに高額なパーツなので納得できない方もおられるようですが、あくまでも工業製品ですので多少の妥協は必要ですかね・・・

特に国産車に多く見られる傾向で、バンパーの色などはよく見ると本体塗装色と僅かながら違います。

 

なので修理で色付きバンパーに交換した際などは、元のバンパーと同じ色調でも、自分の中で「交換したから・・・」と言う意識で今まで以上に気にして見るのでその差に気が付くのです。

ココはあまり気にしなくて良いです・・・私の車も無事故で一度も再塗装もしていませんが、バンパーや樹脂パネルと本体の白具合は違いますよ。

 

 

ヘッドライト、エンブレムもプロテクションフィルムで保護・・・この安心感は有難い!

透過率8%のスモークフィルムと3カメラのドラレコも付けて、念のためにレーダー探知機とモニター保護フィルムも施工完了してお返しの際は喜んで頂き何よりでした。

 

さて今後の洗車ですが丸投げでお預かりしますので、今後の事は安心してお任せください。

しかし・・・アル、ベルはどんどん良くなってどこまで行くのか???お値段も・・・(汗)

 

何はともあれこの度のご依頼、心より感謝申し上げます。

 

塗装と色の関係・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

我々が色を認識するのは光に含まれる色に関係する波長による光の反射で起こります。

俗にいう可視光線でによるもので7色の虹の色ですね。

 

 

そして可視光線の外にある光は人の目で見えない光で紫の外にある波長を「紫外線」、赤の外にある波長を「赤外線」と言いますね。

 

身の回りにあるあらゆる色はこの可視光線のいずれかの色の波長をを反射し、他の色の波長を吸収した場合に「~色」として認識できるのです。

 

例えば・・・可視光線の中で赤だけを反射すると私たちには赤となります。

では白色は・・・全ての可視光線を反射した物が白として見えているので、全ての色を吸収したら黒となるのですね。

 

では色あせはなぜ起こるのでしょうか?


 

「可視光線」「赤外線」「紫外線」と主3つの光の中で色あせを引き起こすのはご存じの「紫外線」です。

先の話ですが、可視光線のいずれかを反射し他を吸収と言いましたが、可視光線は色あせに影響を及ぼさず赤外線も色あせに影響を及ぼしません。

しかし赤外線により物質の分子が振動を起こし摩擦で発するのが熱なので、熱による悪影響はあります。

そして紫外線は波長が短くエネルギーが高いため、有機物や顔料の分子内部の結合を破壊しやすく分子構造を変化させこれにより色あせが起こります。

そこに赤外線の熱も加わりより分子構造を脆くさせる要因とも考えられます。

 

色による劣化の違い


色あせしやすい色

①黄色、オレンジなどの波長をもつ色

②赤、ピンク、紫などの波長をもつ色

 

色あせにくい色

③緑、青系などの波長をもつ色

④白、黒などの波長をもつ色

 

最も強いのは紫外線、赤外線を含む光を反射する「白」であり紫外線の影響を受けず赤外線による熱の影響も受けないので長期間劣化しにくい色となります。

しかし「黒」は紫外線を吸収し赤外線による熱の影響を最も受ける為色あせる事はありませんが、塗料の樹脂の劣化は他の色よりも早く起こります。

 

クリアー塗装は最も優秀な紫外線からの保護膜


一部商業車を除き、乗用車には紫外線保護のための非常に優秀な塗膜「クリアー塗装」が施されています。

クリアー塗装は有害な紫外線から色あせを防ぎ塗装の光沢と防汚性を高め、美観に関する耐久性を向上させるための非常に重要な塗膜です。

これにより美観が維持されているのでクリアー塗装の耐久性の限界が塗装の寿命と言っても良いでしょう。

 

こだわらないなら白を選ぶ


余程色に対するこだわりが無ければ白をお勧めします。

そして出来るならメタリックの入ったパールホワイトが良いでしょう。

光に強い白に加え、パール粒子により更に光の反射の相乗効果による耐候性の向上と、メタリックの視覚効果で傷が見えにくく見た目でのストレス低減にも大きく貢献します。

 

黒を選ぶのならメタリックの入った黒の方がパールホワイトと同じ効果で同じ黒系でも耐候性が高まります。

ソリッドブラックは全てにおいて染みも傷も劣化もごまかしがきかないので拘らないのならお勧めしません。

 

まとめ


今回のお話はあくまでも一般論で、メーカー別の塗料の性質や使用環境によって一律同じ結果にはなりませんが、5年以内に車を乗り変える方ならな何も気にすることは無いでしょう。

しかし5年以上となると事が変わってくるので今回の内容を参考に、色あせやすい色を避けて色を決めるのも良いでしょうね。

共に肝心なのは日ごろのお手入れなので皆様には是非「正しい洗車の方法」を知って頂けるとなお良いかと・・・。

 

お車をご購入される前に御相談いただくとより安心なカーライフをご提供できるのでご遠慮なく。

 

 

 

ヴェルファイア202ブラック・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、新車のヴェルファイアのご紹介。

202ブラックです。

どの段階でついたか不明ですが新車ですが傷が多いので全面磨きで仕上げます。

 

202ブラックは今自分が持っている技術の成果が一番わかる色です。

そして見える環境化では「出来ているだろう・・・」は一切通用しません。

一切誤魔化せない色なので出来ない人が作業すると心が折れます。

もしくは見えていないふりをするしかありません。

 

研磨・・・

 

お預かり時についていた傷を研磨で無くすことは事はたやすいですが、真っ黒に仕上げることが何よりも難しい!

1ミリにも満たない僅かな埃ですらバッチリ見える色なので研磨傷も全て丸見えです。

 

この鏡の様な写り込みの仕上げを磨きで作るのですが、時間をかければ絶対に仕上がる訳でもなく、研磨傷が消えないからとやればやるほど塗装が削れて薄くなり益々仕上がらなくなりお手上げになります。

研磨後は最終洗浄をしますが、その段階でも油断すると傷がつきます・・・そして磨く・・・また傷がつく・・・エンドレスです。

なので全ての工程を正しく行うためのノウハウが身についていないければ絶対に仕上がりません・

 

洗浄後・・・この写り込みは仕上がると気持ちいですね。

 

そして研磨後の最終洗浄を経てコーティングとなります。

施行はスプレー方式で塗り込んでいきますので各部の養生を・・・

 

塗布・・・

2層明の硬化層が終わったところでしばらく馴染ませます。

ようやくゴールが見えてきました。

気が抜けませんね!

では完成は後日ご紹介しますね。

 

アウディーA1の洗車・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

いざ、参らん!

時間軸にそって解説です。

作業開始は午前10時(写真撮り忘れ)

 

先ずは全体の汚れをチェック。

 

この時点でリスク箇所や固着物の状態を見極めます。

 

そして高圧洗浄・・・温水温度は約70度。

13パスカルの水圧で平たく放射状に広がるノズル及びショートバージョンのガンタイプ。

隅々の汚れの叩き出しに最適化しています。

アウディのリヤガラスのぺネル合口は砂利の温床。要注意個所。

他あらゆる個所の砂利を叩き出します。

 

 

ココで高圧洗浄機のお役目終了。所要時間は約15分。

 

引き続きお湯割りシャンプー洗車、当然刷毛も使ってね!

シャンプー開始時間は10時15分。

 

外板パネルを洗い、部分かけ流し洗浄を行い細部は刷毛で・・・

 

開口部・・・高圧洗浄で危険分子は吹き飛んでいるのですが、油断大敵にて素早く見極め洗い進めます。

 

リヤドアの先端部の汚れが溜まるプレス箇所も丁寧に・・・

 

その内側も丁寧に・・・部分刷毛を使用。

 

バックドアの汚れが溜まる個所もキッチリ洗う・・・

 

リヤゲート開口部の水圧はこれぐらいで濯いで・・・

 

全体をたっぷりのシャワーで水を無駄に使わずに素早く効果的に濯ぐ。

水が教えてくれる目に見えない存在が分かってきます。

 

そしてシャンプー洗浄完了。

15分ですね。

このお車は小さいのでこれぐらいで1段階目の洗浄は終わります。

高圧洗浄の段階で如何に手間取る砂利を叩き出すかでシャンプー時の時短に繋がり洗車傷のリスクもうんと低減します。

 

全ての工程に重要な役割がありますので何処までそれを突き詰めるかです。

 

 

そして引き続き2段階目のケミカル洗浄。

 

 

ミクロの汚れと古いトップコートと同時に目に見えない酸化汚れを根こそぎ分解除去。

 

仕上げの濯ぎ。

良い水の切れ具合。撥水ではありません。水は膜になり剥がれ落ちます。

 

エアーブロー

 

 

エアーブローを終わらせ水を切っている間にホイールを残ったシャンプー液で洗う。

スポンジは本体を洗うにはくたびれたスポンジを半分に切って再利用。

 

 

 

仕上げはグロスレイヤーコート

 

 

外窓も内窓も開口部も全部に塗布。

 

綺麗でしょ。

 

拭き残し発見!

 

隅も綺麗。

 

完成。

 

艶々でスベスベです。

お客様にも喜んで頂いております。

 

今回は早かった・・・いつもはあと15分ぐらいかかるかな。

ワンオペで撮影しながらですが新型iPhoneは防水なのでこれが出来るのが嬉しい・・・以前のは防水機能なかったから同じ事したら仕事モードの洗車スピードでは水没させてたな・・・多分。

 

 

洗車の王道は素早く無駄なく傷も無く


 

ここまでの流れをつかむには訓練しかありませんが、マニュアル通りの一辺倒ではなく、目で見て判断し頭の中の幾つもの引き出しから最適化された流れを組み立てる。

なので見よう見まねで覚えられるものではなく、頭で考え構造を理解することが重要です。

この一連の作業を簡略化し屋外でも安心して洗って頂けるように組み立てたものが「洗車レクチャー」でお伝えする基本です。

 

使う物、使い方、意外なコツ・・・この3点が何より重要で、色々試した結果何でも良い訳ではありません。

なので、ご提供する物は散々無駄使いして分かった結果の厳選した製品ですので、お客様の無駄はありません。

 

 

より実践的な洗車を知りたい方は「追い洗車レクチャー」をご要望ください。

ご自身のお車を洗いながらリアルな解説付きで屋外でも出来るリアルな洗車をお伝えします。

動画を撮っても大丈夫です。

 

これが当店の洗車です。毎回言ってるな(笑)・・・

 

ホンダ・ZR-V・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

さて、ご紹介は納車と同時にお預かりのホンダZR-V。

「ディーラーのコーティングはね~・・・」

ココを突っ込んで話すとアレなんでスルーしますが、平たく言うとファミレスのハンバーグセットに1万円以上出すのと同じ事と言えば分かりやすいかな?

という事でご依頼くださいました。

 

初見は思っていたよりも艶感はあったけど、やはりボヤボヤしていました。

こればかりは仕方のないことで、より新車の光沢をお求めなら艶出し磨きをするのが良いですね。

今回もそのような内容で仕上げさせて頂きました。

 

とても綺麗な色です。

個人的にガンメタ系が好きなので尚更ですが、マツダのマシングレーとも違うし、これはこれで色気のある良い色です。

丁寧に磨いて完成。

正に陶器。

納車時にお客様もこの独特の手触りに大変喜んで頂けました。

 

 

逆光で見る・・・

 

順光で見る・・・

逆光と順光の双方での確認はとても重要。

見える物が変わります。

当然ですがどこから見ても綺麗に仕上げております。

 

ヘッドライトフィルムはブラックスモーク(車検対応)を御希望され、程よい引き締まりで喜んで頂けました。

 

納車の際は恒例の洗車レクチャーで意外なコツと、身近に起きるアレコレの攻略法等をお伝えしお役に立てれば幸いです。

 

では、洗車も楽しんで下さい。

トップコートを有効活用してください。

他にはない恩恵にあやかれますので!

 

当店の車のモットーは、乗って洗って眺めて楽しむ物です。

では今後は何かあればいつでもお電話ください。

 

この度のご依頼、誠にありがとうございました。

 

 

半年ぶりの洗車・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

「絶対に真似しないでください!」・・・

 

と言う前置きと共にアウディQ2。

半年以上ノーメンテナンス状態でのお預り。

・・・ちなみに何時もの事です(笑)

 

皆さんは洗ってくださいね。

 

施工コーティングは高密度高強度セラミックコーティング。

解説付きで作業初めから仕上がりまで行きます。

 

現状・・・黒い雨垂れは毎回同じ個所に排水するためにその個所に汚れの濃縮した固着が見受けられます。黒い汚れの原因は窓ガラスのモールから徐々に溶け出すカーボンや、大気中のダストが雨に溶け込んで不純物となり残留した油性系の物です。

 

 

画像では分かりにくいのですが全面満遍なく汚れの膜で覆われています。

 

 

高圧洗浄の目的はモールや開口部の隅々に溜まった砂利粒を叩き出すことで、面をいくら高圧洗浄しても大した結果は得られません。

面はついでで良いのです。

それをしない限り中身の伴わない見た目のパフォーマンスで終わります。

特にこんな隅間の砂利をしっかりと叩き出さないと洗車傷のオンパレードとなりますよね。

 

 

バックドアを開けたバンパーの上面・・・他開口部・・・ココも砂利がいっぱいです。

 

全てぶっ飛ばします。

 

ドア開口部・・・ヒンジや隙間も危険物だらけです。

 

当然ですがぶっ飛ばします。

 

高圧洗浄機で表面だけ下洗いしても肝心な隅々にこんな感じで砂利があればシャンプー中に流れ出てきて必ず洗車傷になります。

ましてや全体をフォームガンなんかで泡だらけにしたらこんな汚れも隠れてしまい、目隠しして洗車しているのと同じことです。

見た目のパフォーマンスは派手ですけどね・・・私はしません。

 

 

では面の汚れはどうかな???

 


放置車両にありがちな縦筋の汚れ・・・

 

 

軽く撫でると・・・もう無い。

なので実際にお皿を洗剤で洗うのと同じ感覚です。

高密度なセラミックコートなので表面は陶器のお皿のようなものなので汚れは浸透しません。

ただしお皿と同じで水も弾きませんので周りから見たらコーティングしていないと思われるようで、ガソリンスタンドで「コーティングが効いていないので施行しますか?」的な営業をされるとか(笑)

撥水=コーティングと言う思い込みがそうさせるのでしょうね。

撥水などいくらでも足せるので問題はそこじゃないんですね。

 

足回りはブレーキダストでこげ茶色・・・

 

フェンダーアーチもこげ茶色なのでケミカルクレンジング。

 

面も含め高圧洗浄での下洗い終了。

水の膜によるまやかしの艶!

 

基本のシャンプー洗浄。

 

開口部も丁寧に・・・ココはシャワーと併用してのかけ流し洗浄。

 

常にスポンジの状態と汚れの所在を確認します。

 

情況が目で見えるという事が大切で、スポンジは常に汚れた面を触っているので、間で何度も濯ぎます。

 

 

初めから終わりまで通しで使う事はあり得ません。

汚れが落ちたという事は、すなわち、汚れはスポンジに移った訳で、ましてや隅々の砂利も高圧洗浄での叩き出しと刷毛洗浄などで処理していなければそれらも全てスポンジに噛み込んでいます。

それは洗車傷となり綺麗にするための洗車で車を傷めているのです。

 

 

見落としがちなココも丁寧に洗わないとね・・・開口部や隅々の汚れを除去していないと仕上げの際にクロスが汚染されこれまた洗車傷の原因となります。

何度も言いますが、洗車傷は少しの配慮でうんと減少するのです。

 

当然ですが刷毛も使います。

刷毛を使う事で効率が良いですね。

 

シャンプーの濯ぎはシャワーで水のさばけ方を見ます。

水は色々と大切な情報を教えてくれます。

高圧洗浄機での濯ぎではこの答えは見つけられません。

 

モールの際に溜まったシャンプーもしっかりと濯ぎ流します。

 

水が教えてくれた状況に従いケミカル洗浄。

古いトップコートと同時に酸化汚れも全て除去・・・と言ってもこのお車の場合トップコートは既に流れて無くなってますけどね(笑)

ケミカルでミクロの汚れを取り除き面をクリアーにしていきます。

 

再度水シャワーで丁寧に濯いで・・・

 

仕上げはグロスレイヤーコート。

 

始めのような水の膜によるまやかしの艶ではなく、コーティングが持つ本来の艶に戻りました。

濡れ艶ですね。

 

開口部も新車状態。

 

完了。

 

これが当店の洗車です。

見た目のパフォーマンスは無いですが本質を追求しております。

 

 

昔と今と洗車・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

今と昔・・・現在進行形で同じ仕事をしていますが今と昔では自分の目線が変わってきました。

昔は職人として突き詰める事と、コーティングの性能にやっきになって工業試験場にもその都度出向いて技術員さんたちに色々とご指導を頂いたりもし、試せるものは自分で試してコンパウンドもバフも色々試して見ました。

当時は板金塗装屋に勤めていたので色々なメーカの塗装を触る機会も多く、事故等で交換した廃棄パネルなどは良いテスト材料でした。

と言うのも当時塗装で使っていた塗料は日本ペイントの塗料だったので、試すも何もその塗料でマッチングが決まってもメーカ別の塗装では上手くいかないケースが多々ありました。

 

それも今となっては良い経験で、しかも楽しめたのが何よりでしたね。

 

そんな昔もあり今は職人目線ではなく、一人のコーティング車両ののユーザーとしての目線で考えるようになりました。

 

偉そうにあれこれ言ってもとどのつまりは洗車なのです!

そしていま私の一番の興味の相手は水です。

 

車が汚れるのは主に水が原因です。

雨の降らない乾燥した地域では埃をかぶる事は有っても雨染みや泥汚れに困る事はありません。

逆に雨しか降らない地域(現実にはありませんが)では雨で常に洗われて汚れが乾く間もないので汚れる事もありません。

 

要は降って止んで乾いて汚れとなる・・・と言う訳なので如何に水を害のない存在にするかです。

敵対するのではなく味方にする・・・この考え方が一番合理的。

 

と言う事で洗車のご紹介。

高圧洗浄で細部の汚れを叩き出します。水温は約70℃。

高圧洗浄機の利点はココに限りますね・・・塗装面はサラリと流す程度で十分です。

汚れは際に溜まるのです!

 

ネジ穴の個所・・・こういう細かい個所に砂利が存在します。

 

ぶっ飛ばします。

 

この一連の叩き出しが終われば高圧洗浄機はお仕舞。

 

洗い道具はスポンジと刷毛。

お湯割りシャンプーで洗います。

 

開口部やステップ・・・ココもちゃんと洗わないと拭き取りの際に砂利噛みでクロスが汚染され拭き傷となりますので必須です。

 

スポンジはその都度濯いで汚れたままシャンプーバケツに入れません。シャンプー液を汚さないのが重要です。

 

写真撮りながらは大変(笑)

 

バケツの中に砂利が混ざるしスポンジも砂利のまま使うと・・・想像できるでしょ!

手間と言わず濯ぐのが最良のリスク回避です。

 

という事でサイドは状態次第で上半分と下半分に分けて洗います。

洗い終わり泡が引いた後のバケツの中はこんな感じで綺です。

 

シャンプの後は濯ぎ。

 

シャワーで水のさばけ方を確認します。

水が色々な情報を教えてくれます。

 

軽く拭き取る・・・特に何もない・・・初期の雨染みなどがあればここで薄っすら浮かび上がります。

これも水分子が存在を示してくれるのです。

 

特に問題ないのでトップコートの総入れ替え。

雨染みと異なる他の酸化汚れなども古いトップコートごと取り除きます。

白く浮き上がり・・・

 

もう一撫ですると・・・無くなったので透明になりました。

 

側面は水の通り道が分かりますね!

 

最終の濯ぎ・・・

 

水が1枚の膜になって重力に従い剥がれて・・・

 

良い感じ。

 

エアーブロー。

 

仕上げのトップコートは洗車のお供の「グロスレイヤーコート」。

 

汚れに備え水を味方に汚れの固着を防ぎます。

何処もかしこも全部塗布。次の洗車が楽になります。

 

完成。

今回の洗車は定期洗車で健康診断みたいな感じですね。

健康そのものなのでご安心を・・・。

 

当店の洗車は「洗浄」と「診断」と「ケア」と「予防」の4本柱。

目にする洗車と見た目は同じでも内容がしっかりと整ってます。

 

私の洗車の考え方がこのような内容なので、これを整理してシンプルにまとめたものが「洗車レクチャー」や「追い洗車レクチャー」でお伝えする内容です。

簡単です!

当店のお客様は洗車に困る事はありません。

ご自身で洗えなければ洗いに持ってきてください。

 

マツダ3・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

ご紹介はマツダ3。

スカイアクティブXを搭載した拘りモデル。

 

多くの車好きが、「ピュアガソリンモデルはこれが最後かもしれないね・・・」と言う会話が最近多くなりこのお車のオーナー様もそんな車好きの一人。

この先どうなるのでしょうね・・・

 

さて肝心な施工内容はと言うと・・・

※本体艶出し磨き

※本体コーティングはショーコンペティション

※窓ガラス全面撥水

※ヘッドライトプロテクションフィルム

※ピアノブラックピラーのプロテクションフィルム

と言う内容で完成です。

 

黒い塊感が何とも言えませんね。

深く黒く艶やかにモーターショー仕上げ。

 

プロテクションフィルムフィルムもバッチリ・・・貼ってる?って言いたいぐらい素の状態。

 

地味にお勧めは窓ガラスのコーティング。

コスパはかなり高く市販品レベルでは到底及ばない耐候性を発揮して、私の車で7年目の長期検証中でいまだ健在。

何はともあれ楽しんで下さい。

その上でこの最高の状態を長く楽しんで頂くための当店ですので、この先は何かあれば遠慮なくお電話ください。

この度のご依頼、心より感謝いたします。

 

 

必見! ネタバレ上等‼ ナノダイヤモンドコート・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン

皆様にご愛用頂いている「ナノダイヤモンドコート」の優れた特性をご紹介します。

 

このクロスは半分に当店で施工しているセラミックコーティングが施されています。

もう半分はなにも施していない素の状態のクロスです。

その上に水滴を落としてみると・・・どちらも同じように水玉になってますね。

 

 

素の状態の場合


 

素の状態のクロスも水は染み込まずに玉になってます。

 

 

これはロータス効果と言って蓮の葉の表面で起こる現象によく似た状態です。

 

蓮の葉の表面は超微細な凹凸と自身が持つワックス効果(自然界の葉っぱの殆どに存在する防汚機能)により葉についた水は表面張力で水玉になるのはご覧になった方も多いと思います。

 

しかしこの効果は脆い物で、起毛している繊維を指でつぶすと・・・

ハイ!浸みこみました・・・これは起毛した繊維がつぶれ、水との表面積が増えたことで起こったもので、摩擦や摩耗などの影響を受けやすく非常に脆い構造です。化学的に蓮の葉構造を模したコーティングも同じことが言え、科学的に模した物ならば一度壊れた構造は元に戻りません。

同じく蓮も葉の表面を擦ると一時的に機能は低下しますが生命体なので自然に回復します。

 

セラミックコーティング有り


 

では同じことをセラミックコーティングの浸みこんだクロス側でやってみます。

素のクロス以上に押し込んで・・・

 

指を放しても浸みこみませんし水が自然に乾くまで何時間でも浸みこみません。

これは科学特性での撥水では無く超高密度なコーティング面は、正しく陶器のような状態なので陶器と同じく水は染み込まないのです。なので摩耗にも非常に強いのです。

ちなみにコーティングが沁み込んが部位はプラ板のように固くしなやかです。

 

 

それでは本題


 

では、水が玉になって幾ら待っても浸みこまないセラミックコーティング面に「ナノダイヤモンドコート」を吹き付けるとどうなるのか???

 

ワンプッシュ‼

 

すると直後に表面張力で玉になっていた水が砕けた様に平たく伸びました。(この現象は後で解説)

 

それをティッシュで吸い取ります。

 

この時点でクロスには水が全く浸みこんでいないので既に乾いています。

 

なので新しいティッシュを被せても水気が無いので置いただけですね。

 

素のクロス個所は水がしみ込んで切るので当然こうなりますね!

 

 

「ナノダイヤモンドコート」の優れた効果


この現象の理由は、ナノダイヤモンドコートの分子は非常に非常に小さな分子構造で、同時にとても水と仲が良く、そもそも水分子も非常に小さく例えば大気中の湿度の水分子など超極小ですね。

それが表面張力により水同士集まって玉になっていたのですが、水と仲の良い「ナノダイヤモンドコート」の極小分子が水と合体し同時に水が細分化され表面張力の及ばない状態に変化したことによります。

 

皆様にご利用いただいている「ナノダイヤモンドコート」はコーティングの表面で超極小の分子が鈴なり状態で繋がり平滑な表面を構成しています。

そこに雨等で水がナノダイヤモンドコートと結合すると細分化された水は汚れに対してより浸透性が高まり、自然に汚れを浮かび上がらせ水と混ざり合い剥がれ落ちていきます。

 

艶が出るのも平滑故の反射率の高さから来ます。

そして土台となるセラミックコーティングにはそもそも汚れも浸透しない!

 

この一連の作用が目に見えないけど塗装表面で起きているのです。

これが当店のコーティングの中枢となる特性です。

 

シリコンレジンや摩耗に弱いフッ素などの科学的に結合した構造で、水を弾いて敵対する構造とは全く異なります。

でも車は汚れます。

手荒く扱えばコーティングにも傷はバンバン発生します。

 

なので「正しい情報」と「正しい洗車の方法」をお伝えするのです。

そして当店自慢の洗車キットをお使いいただき、洗車レクチャーでお伝えした方法でお手入れして下されば大丈夫です。

 

現行セラミックコーティングの旧世代を施工している私の実車による7年の検証で、効果は実証済みであり今なお進行形です。

なので胸を張ってネタバレさせています。

ご利用下さっている皆様、今更ですが「ナノダイヤモンドコート」は優秀な奴です。

愛情をもってご提供しています。